20代が国際機関で働くうえで不幸を避ける方法

日本でも新型コロナが猛威を振るっていますが、読者の皆様が無事健康に過ごされていることを祈っています。新型コロナの影響で、博士論文の予定が完全に狂ってしまったので、対応に追われる忙しい日々を送っていますが、久しぶりに面白いブログを読みました。抵抗さんの「国連機関で働く私が転職を検討するに至った背景」です。

少し前から抵抗さんをフォローしていて、自分の20代は抵抗さんとよく似ていたので(スキルセットは抵抗さんの方が上なので、似ているというのもおこがましいですが苦笑)、抵抗さんの記事を読んだ感想を、特に20代で国際教育協力で国際機関(本当は特定の国際機関を指したいですが、抵抗さんが所属をぼかしているので、それに従ってこの記事でも、私の過去以外は、国際機関という表現を使おうと思います)でデータを駆使して働くという観点から、つらつらと述べてみたいと思います。


①20代で国際機関に行くと、成長は止まってしまうのか?

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サルタック・シクシャは、ネパールの不利な環境にある子供達にエビデンスに基づいた良質な教育を届けるために活動していて、現在は学校閉鎖中の子供達の学びを止めないよう支援を行っています。100円のサポートで1冊の本を子供達に届ける事ができます。どうぞよろしくお願いします。