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「サッカーは複雑なスポーツである」

こんな人向けに記事を書いています。

・サッカー指導者
・サッカーに関わっている人たち
・サッカーを愛している人たち

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スクリーンショット 2020-06-16 午後10.27.44

最近、雑誌や本で良く見るようになったし、指導者と話をしていても良く聞くようになった。

【サッカーは複雑なスポーツである】

チームメイト11名、対戦相手11名。それぞれが判断を下すことができる。
審判の納得いかないジャッジやコーチのうるさい指示。
天候などの環境からもプレーに影響を受ける。
それらが相互に影響を受け、、。
こんな風に考えてみると、彼らがそういっていることか良くわかる。
そして自然に自分自身もサッカーについてそんな風に考えるようになっていた。

【それぞれの要素は相互に作用する】

子どもの頃、少年団の練習以外、僕は毎日1人でボールを蹴っていた。

田舎だったので、道路をドリブルしながら走っていたことも良く覚えている。(笑)
そんな大空翼並みのサッカー少年だったおかげで(?)ボールを扱う「技術」は遊びの中で勝手に身につけていったように思う。

だけど、試合ではその技術を発揮できず、たくさんのミスをしていた。

それは、僕が身につけていた技術とは、1人で壁あてをすることであり、味方や相手、監督のプレッシャーのない中でボールを扱う技術。

つまり、「サッカーの試合の中で」で発揮できる技術ではない。

試合の中では、技術をいつ?どうやって?といったように判断(戦術)を求められる。

そして、監督やチームメイト、対戦相手からのプレッシャーを受けながら、不安や緊張と一緒にプレーをしなければいけない。

足だけじゃなく「頭」も「心」もプレーに大きく関わっている。
そして、それらがプレーに大きな影響を与える。

ここで考えてみたい。

例えば試合中にある選手が技術的なミスをしたとする。
それを単純に「技術」のミスと決めて良いのだろうか??

・60分過ぎてから、ミスが増えたのならば、「フィジカル」が問題かもしれない。
※もちろん、技術やフィジカルにも色々あるが、ここでは大きくまとめて「フィジカルとする」

・0-1の状況で焦ってミスをするようになっているならば、「メンタル」が問題なのかもしれない。

それぞれの要素は相互に関係していて、キックのミスがあるから「技術」の問題だと決めるのは少し単純すぎるのではないか?

「技術」「フィジカル」「メンタル」と分けて考えてるのも大事だけど、「サッカーってどんなスポーツ?」と全体を見て、各要素を総合的に見てみると、全く異なった捉え方でサッカーに触れることができると思う。

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