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開幕戦の振り返りと次節に向けて【星龍太】

開幕戦、たくさんの応援ありがとうございました。
今回は開幕戦の振り返りと、明日の試合への意気込みを書きたいと思います。

開幕戦の率直な感想は「勝ちたかった」です。
試合が終わった後すぐに考えたことと、少し日にちが経ってから考えたことにあまり変わりはありません。

自分ももう少しできたし、やらなきゃいけなかったなというのを痛感しました。ミスも多かったので、修正しなければいけない部分は多くありますが、それよりも試合の展開をもう少し変えなければいけないんだなと思いました。名古屋では経験をたくさん積んだ選手が多かったので、ゲームを動かす選手が自分以外にも沢山いました。

フウガにきてからトーナメントではないリーグ戦、ホームの雰囲気を感じながら戦って思うことは、うまくいかないときに、もう少し自分がゲームをコントロールしなければいけないんだなということです。今回の敗戦に関して、自分の責任が大きいです。

これは味方を信頼していないという話ではなく、ベテランとして自分がやらなければいけないことだと思っています。フウガに対して、チップを入れ替えられていなかったのかなというのは、試合が終わった後に感じました。

チーム全体として感じた課題は、攻撃の時間が少なく、ゴールに迫るシーンが本当に少なかったということ。ゴールに迫る回数を増やすだけではなく、フィニッシュの精度をあげなければいけない。これはどの相手に対してもそうですが、そこの部分を改善しなければ勝てません。

今回のスコアは1-3でした。多くのシュートを打たれながらも、ゴレイロの檜山昇吾がかなり止めてくれたからこそ、守備の時間も減らしたい、もっと攻撃の時間を増やしたいと思いました。1節目でそれを感じることができてよかったと、前向きに捉えていくしかないのかなと思っています。

試合を映像で振り返って思ったことは、相手に脅威を与えられていないので、ただ試合をしてしまっていたということです。

シュライカー大阪はゴレイロを使った攻撃をしてくる分、ボールを持っている時間が大阪の方が長くなります。その分、ストレスが溜まるし、やられている感というのが出てしまう試合でもありました。失点シーンは、2点とも非常にもったいないもの。ゲームの流れでやられたわけではないので、自分たちがもっとできればなと悔いが残る試合でした。

■ピッチのサイズが違うことで受ける影響

前のnoteで、練習で使っているピッチのサイズが小さいということを書きましたが、結構そのあたりの影響も大きいんだなというのは、あらためて感じました。9月に新しい施設が完成しますが、そこまではちょっと苦しむのかなと思っています。

練習は毎日、公式サイズよりも小さなピッチで行っています。試合開始から5分くらいでアジャストさせなければいけないと思っています。その時間が長くかかってしまえばしまうほど、試合への影響が大きくなってしまうので、やっていて非常に難しさを感じる部分でした。

■勝ち点1の重み

実は最後、退場しそうになりました。
ベンチからはファールに気をつけてという声をかけられていましたが、自分的には次やったら退場なのは分かっているけれど、勝ち点1でも欲しいなという気持ちでした。ファールになりそうだったプレーは、相手がジャンプしてくれたのでノーファールでしたが、正直退場覚悟で止めにいってもいいのかなと考えていました。勝ち点1でも拾いたいという気持ちが、本当に強かったです。

ここで退場を我慢して、失点して次の試合に出ればいいやという感覚よりも、リーグ戦だけど1試合にかける重みを出したかったです。1試合にかける重みというのが大事なんだということで、あのプレーを選択しました。

結果的に試合は負けてしまいましたが、退場してでも失点を防ぐことができて、2-2、3−2に持っていくことができていたら、やった価値はあるのかなと思います。勝ち点の可能性が少しでもあるなら、また同じプレーを選択します。

■清水和也の復帰

チームとしてポジティブな話題は、スペインでプレーをしていた清水和也の加入が決定したことです。登録も完了したので、次の試合から出場が可能になります。彼に対しての期待感はチームからも他の選手からも大きく、練習でも違いを見せてくれています。

試合の振り返りでも書いた通り、現状フィニッシュの部分が足りていませんが、彼はフィニッシャーとしての能力が非常に高い選手なので、期待しています。敵も脅威に感じていると思うので楽しみです。いい刺激が入り、練習も締まって取り組めているので、いい感じだなと思っています。 

■ホームの雰囲気と久々に感じたプレッシャー


名古屋には10年在籍していたので、違うチームでのホームというのを久々に迎えました。まだまだコロナ禍ということで、お客さんの入りは100%ではないかもしれませんが、応援が伝わってくるホームの雰囲気はすごくいいなと思いました。応援がより近くに感じられる分、その期待に応えなければいけないなというのも思いました。

僕は高校生や、スクール生の練習を見ているのですが、会場を見渡して居るなって思うと、やっぱり頑張らなければなと思います。自分がプレーをしている姿、戦う姿勢で伝えられるものもあると思います。

実は、久々に変なプレッシャーを感じていました。心と体が一致しないというか…。それは正直なにが理由なのか、まだわかっていません。試合時間もホームなのに、こんなに遅い時間にキックオフだったことはありませんでした。試合が遅い時間からなので、試合までどう過ごしたらいいのか分からず、まだ慣れていない部分があります。

当日は熱があるわけではないのに体が熱っていたり、体の重さを感じるような違和感がありました。これがプレッシャーなのかはわかりませんが、試合前のアップからそういう体の変化を感じていました。その原因は見つけなければいけないなと思っています。

■試合後のスポンサーさんとの交流

試合後は体育館に併設されているカフェで、スポンサーさんとの交流会がありました。参加してみて、すごく貴重な時間を頂けたという気持ちが大きいです。

選手は4人くらい参加しましたが、選手はこういう機会を大事にしなくてはいけないなと思いました。遠方から来ている選手もいるので、もちろん終電の時間だったりの関係もあると思いますが、時間があるときは顔を出して挨拶だけでもできたらいいのかなと思います。というのも、スポンサーさんと接することで、自分たちが応援されている選手なんだということを自覚できるので、責任感が増すことにつながるのではないかと思っています。

フウガには仕事をしながらフットサルを続けている、いわゆるプレイングワーカーの選手も多いですが、まだ学生の選手とかは、もしかしたらその中に興味のある会社があるかもしれないです。こういう機会というのは、大事にして欲しいなと思っています。

逆にスポンサーの方には、戦ってすぐの選手から選手が思っていることや、考えていることが聞いて共感してもらえたらなと思っています。外から見ていてアドバイスもあると思うので、良いコミュニケーションの場になればいいなと思いました。

■次節に向けて

明日6月25日は、17:30から立川アスレティックFCのホームで試合が行われます。

相手も前節負けているので、勝ちたいと思っていると思います。オーシャンカップも決勝まで進み、全日本選手権も優勝、今まさに脂の乗っているチームだと思うので、厳しい戦いになると思います。

上位に行くチームというのは、連敗をしません。連敗しただけでも、勝ち点6を落としてしまうことになります。22試合しかない中で、勝ち点6というのは非常に大きいです。だからこそ2連敗というのはしたくないし、してしまうと上位に食い込むことが難しくなってしまいます。

相手がどんなチームであろうとそこは意識して、当たり前のマインドとして持っていけるようにしなければいけないなと思っています。

ぜひ、みなさん会場に足を運び、フウガドールすみだの応援をよろしくお願いしますします!


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