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「書く習慣」 1ヶ月チャレンジ【21日目】

はじめに


初めましての人は初めまして。顔馴染みの人はこんにちは。
趣味リーマンと申します。

 本記事では「書く習慣:自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」(いしかわゆき先生著) の巻末『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』を参考に1ヶ月間、お題に沿った投稿をしていきます。
 成長できるかはわかりませんが、日々努力していきますので、その過程もぜひご覧いただければと思いますのでお付き合いください。
 先生の本のおかげで書く習慣を身に付けたい、自分の創作物をアウトプットしたいという気持ちが沸々と湧き上がった次第です。

 ちなみにサムネは私が愛してやまないイラストレーターが、キャラ原案を担当したCUE!(現在サービス終了)と私の愛と思い出の記録です。

Day21 これまでで1番のチャレンジ

 人生で1番のチャレンジは初めての告白です。これが人生で1番??しょぼくない?と思われるかもしれませんが、そもそも成功は弛まぬ努力にのみ実ると思っているため、その場一発勝負!みたいなことをあまりした経験がない(勇気が足りないともいう)ので上記のチャレンジは自分にとってはこの後の人生を賭けるレベルの随一の思い切った行動だったんです。

幸せを語る君が好き

 私は大学生の時、学習塾の講師のバイトをしていました。そのバイト先の後輩の子に告白をしたというお話です。
 その子(以後Sさんとします)には、なにかと相談や雑談を持ちかけられることが多く、頼りにはされていたのかなと思っています。いつの間にやらSさんが試験を受けるとのことでわからない問題を教えるようなことをするようになっていました。バイト終わりにやることもあったのでその流れで居酒屋に行ったり…。私の記事を読んでくださっている方にはもう察しがついてらっしゃりかもしれませんが、はい、しがない男子校出身理系オタクにはもうそれだけで浮かれるものなんですね。好きとかそこまでいかなても心地よいものは感じていました。なんもない微妙な田舎の地元でおしゃれな居酒屋を探すくらいには(おい)。

 何度か彼女と飲みに行くうちにすでに心が惹かれていた私なのですが、好きになっちゃった瞬間は趣味が同じであると分かった時、いやそのちょっと後の時でした。バイト先ではオタク趣味のことはおくびにも出さないようにしていたんですが、ある日二人で飲んでいた時に突然、「◯◯(それなりオタクアニメ)ってアニメって知っていますか?」、と。心臓が跳ねました。え、オタクがバレた?、なんでSさんからそんなワードがと言った驚きと困惑の感情の後に嬉しい気持ちが溢れてきました。あの時の僕は人生最高にだらしない顔してた自信があります。
 もちろん好きな趣味の話ができるのもとっても嬉しかったのですが、それよりも(Sさんのキャラ的に)今までそう多くの人にできていなかったであろう好きなものを楽しそうに本当に楽しそうに話している顔に完全に惚れてしまったんですよね。以前私の好きなタイプの人は「自分の好きなものを幸せそうに語れる人」(Day18参照)と語ったんですがまさしくそのタイプにどストレート、好きメーター振り壊れました。

 Sさんも吹っ切れたのか興が乗ったのか、あるお誘いをしてくれました。「××の映画(当時話題沸騰中だったアニメ映画)一緒に行きませんか?」
……、恋愛でも人生でもリスクあるチャレンジなんてして来なかった私の最大の大勝負の日が決まりました。


人生賭けた1日

 それまでSさんと出かけたことがないわけではなかったのですが(買い物とか)、惚れてしまったあと、さらに映画を見に行くってなると、そりゃあ話が変わってきます。浮かれまくりの気合い入りまくりなわけです。一発勝負とはいえ、「成功は弛まぬ努力にのみ実る」を信条にしている身、それは事前準備を入念にするという形で現れました。ご飯の場所の選定、遊べるスポットのリストアップ、映画チケットの予約も予約可能な時間になった瞬間1番いい席を即時購入。さらには当日は池袋で遊びつつ映画を見ようという話になっていたのですが、普段から池袋はそれなりに通っていたにも関わらず、そのためだけに池袋で事前の下見(ご飯含め)までしました。改めて客観的にみるとかなり気持ち悪いですね。でも自分にはそういう形でしか誠意を見せることができなかった。そこまで必死だったことは伝わったかなと思います。ファッションも当時の自分の中では最高のコーデを身の纏い、いざ本番の日、待ち合わせ場所に向かいました。

 でも、やっぱり即興の勝負をしてこなかった身です、そう本番はうまくいかないものですね。誰が見ても完璧なデート(?)とはいえないようなグダグダぶり。恋愛初心者丸出しのエスコート、プランニングだったと思います。予習があったからなんとか形になった程度のカスみたいな1日だった。そんな中でも楽しそうに街の色々を見て回る、カフェで話すSさんへの好きは募るばかり。今思い出しても本当に好きだったんだなあと思います。

 (当時の私の選びうる)最大限おしゃれなディナーも終了し、帰り道。「楽しかった」と本当に楽しそうに話す姿に感情を抑えきれなくなっちゃったんです。ただちょっと遊びに行っただけの人間がいきなりこんな話するのは迷惑だってわかっているはずなのに。「お話があります。・・・

終わりに

 そんなわけで今日はここまで。あまりにも黒歴史、将来これ読んだら発狂しそう……。まぁでもそれくらい私の人生の中でも大きな出来事だったのでいつか形には残しとこうとは思っていたのでよしとします。
お相手は なにかいいことあったら語りあおう、趣味リーマンでした!
サンCUE!

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