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「書く習慣」 1ヶ月チャレンジ【27日目】

はじめに

初めましての人は初めまして。顔馴染みの人はこんにちは。
趣味リーマンと申します。

 本記事では「書く習慣:自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」(いしかわゆき先生著) の巻末『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』を参考に1ヶ月間、お題に沿った投稿をしていきます。
 成長できるかはわかりませんが、日々努力していきますので、その過程もぜひご覧いただければと思いますのでお付き合いください。
 先生の本のおかげで書く習慣を身に付けたい、自分の創作物をアウトプットしたいという気持ちが沸々と湧き上がった次第です。

 ちなみにサムネは私が愛してやまないイラストレーターが、キャラ原案を担当したCUE!(現在サービス終了)と私の愛と思い出の記録です。

Day27 誰かに言われた大切な言葉

 言われた言葉というと該当はしない気もしますが、とある漫画のセリフが1番に思いつきましたのでそちらをご紹介します。

『努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功したものはすべからく努力しておる』

森川ジョージ はじめの一歩 42巻 講談社

 私自身は「はじめの一歩」の愛読者ではないのですが、なぜか父親が1巻だけ持ってた漫画単行本にちょうどこの名言が載っていて幼心に非常に印象に残ったものです。

 似たようなニュアンスの「努力したものは報われる」とはよく聞く言葉ですが、実際そうでしょうか?
 努力をしても努力をしても挫折する人はいるし、挑戦することすら許されない、そんな人は世界にはいっぱいいると思います。努力=成功(成果)にはならない。その事実を知った人は世界に失望してしまうかもしれない。
 特に現在の諸々の判断基準というものは努力=成功でないことを突きつける構成になっていると感じます。学校の試験に、面接、果てにはスポーツの大会に至っても、「1回の本番(機会)でその人の全て」を判断されてしまう。この「努力」ではなく、「成果」をみる世の中では努力自体を見てもらうのはなかなか難しい。辛いものです。
 でもこの名言を通ずることで真理が見えてきます。「努力する」ことは「成功する」こととイコールなのでなく、必要条件であるということです。努力したものは成功するためのステージに立つことができる。例え結果が芳しくなくても、その挑戦できたこと自体が勲章であると考えればまだ少し報われるような明るく前を向けるような気がしてきます。

 しかしながら逆に考えると「努力をしていないものには絶対にチャンスはやってこない」とも捉えられます。少年漫画のセリフにしてはあまりに重い現実を突きつけてくるものです。なにかと「疲れたから明日にしよう」としてしまいがちな私に、時折ふと降りてきては、矢のように迫ってきます。「怠惰なお前には何も訪れない」と。
 そういう一面もあり実はあまり好きな言葉ではないのかも。でも、自分の甘さに喝を入れてくれる大切な言葉でもある…。一種の呪いのような不思議な関係ですね。

終わりに

 今日はここまで。同じ言葉一つに励まされたり、逆に追い込まれたり。言葉というものの持つ力はやはり侮れなと思います。だからそういった自分を変えてくれる、支えてくれる言葉を見つける為にも、文字を読む、書くという習慣は続けたいものです。
 さて、お相手は、なにかいいことあったら私のおかげ、趣味リーマンでした。サンCUE!

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