あまり個人情報につながるとマズいけど、多分高１くらいまでは「イオンシネマ大井」…つまり、埼玉県は東武東上線の「ふじみ野駅」近くにある映画館が一番電車で行くには近かったので、映画を見に行くとなったらここを使うことが多かった。ワーナー系なのでアメリカっぽい雰囲気も好きだったし、ふじみ野という微妙に遠出する感覚も好きだったので、映画に限らず友人と出かけるときはワクワクしたものだった。ちなみに、映画館の「ポップコーン」風の甘い匂いも俺は大好きだったりする…あんまり上映中は食べないんだけどね（笑）

高校生で腹も減っていて、しかも好きなものを食べたい…３人で「Moon Child」という、GacktとL'Arc-en-CielのヴォーカルHydeのダブル主演で話題になった映画を見に、ふじみ野のイオンに向かった際…フードコートで見つけてしまった「ケンタッキー」に惹かれ、全会一致でオリジナルチキンの１２ピースセットをシェアし、１人４本食べられることに興奮していたのだけれど…

まず、Jという友人（現在は音信不通）が「少食」であったために３本にとどまり、残りの９本を「痩せの大食い」であったYとシェアする形で４～５本をノルマに食べていたのだけれど…案の定、俺のほうが揚げチキンの「油」に音を上げてしまい「頼む…」という形でYに６本食ってもらうことに（笑）チキンを好きなだけ食べられる夢のような話は、自らの胃袋の限界と共にあっけなく終了してしまったという…まぁ、悲しいというより若気の至りを思い出す笑い話で終わったというね（笑）

ちなみに、若干胃もたれを感じながらも映画を見ていたら…実は、あんまり内容については覚えていない（笑）最も、見たのはあの１回キリだったし、ストーリー的にはヴァンパイアが登場して、何人か有名俳優やらが出ていて…程度の印象で、恐らく大画面で映画としては楽しめた思い出はあるので、悪い作品ではなかったと思う…はず。

ただ、メンバーの１人だったＪが上演中にもかかわらず携帯電話でメールしているのにドン引きしてしまい、思わず「（他の人の）邪魔になるからやめた方がいいよ」って声かけたような気がするんだよなぁ…。ただ、Ｊも変わったヤツだったので「いや、”みんな”普通にやってるから大丈夫だねぇ…」って意味の分からない言い訳をして全然やめる気配なくって、そもそも彼が必ず言い訳に使う「みんな」って誰だよって感じだろうし、「他人と違うこと（常識の範疇）」は気にするのに「他人の目（それが奇怪に映ろうが…）」は気にしない印象だったから、今振り返っても「変わった人物」という印象で、強烈だったよね…。

ということで、ある高校時代の１日の思い出が、「映画館の思い出」というハッシュタグと共に思い出されたので、書いてみました。

#映画館の思い出