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「力と交換様式」を読んで

詳しいことは、別の機会に書けるといいのですが、まとめると、こんな感じなんだと思う。

(1)資本と国家の霊的な力は、人間の意思とその力、およそ人間にできることを超えている。人間には、資本と国家を、揚棄することはできない。
(2)資本と国家は、その霊的な力をふるって、人間と人間との関係、および人間と自然との関係を、歪め、破壊しつづける。
(3)この破壊に対し、人間のなしうる抵抗は、すべて敗れる。
(4)資本と国家を消滅させるものは、もしあるとして、人間の外からくる。人間の意図とは関係なしに訪れる。それは、人間を超えた力である。
(5)その「人間を超えた力」は、必ず訪れる。


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