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社長がひっぱるんじゃなくて、 ミッションがひっぱる会社をつくりたい。

これからシャベルがやるサービスは、家族に関わることです。僕はこの2年でたくさんの起業アイディアを考えてきました(数えたら100個超えてた!)。多くは人に言うのも恥ずかしいものばかりですが、いくつかを企画書レベルに落とし込んだりしてみました。今から1年前、その中の一つを実際にローンチさせようと試みました。富裕層をターゲットにしたサービスでした。協力してくれる人も見つかりました。シード期としては十分な資本金のメドもつきました。でも、そのサービスが走り出すことはありませんでした。なぜかを簡単に言うと、僕がビビってしまったんですね。原因としては、自分が富裕層じゃなかった(笑)こともあり需要に自信がなかったこと(マーケしろよって感じですが)。そして覚悟を決めるための幹となるものがなかったこと。この2つに尽きるなーと。そんな反省もあり、ここ1年は「自分の生活に関わるコト」・「大きな志を持てるコト」を基準にビジネスプランを考えていた気がします。この2つを満たすのが、僕にとっては「家族」だったわけです。

前回のブログでは、「人生は素晴らしいものと証明するために起業する」みたいなことを書きました。これは僕自身のためでも、お客さんのためでもあるのですが、実は一番は2人の息子たちのために証明したいことなんだと思います。こどもって、特に息子って、親父の影響をどこかで強く受けている。学生の頃は気づかなくても、大人になって親父の影響があることを良い意味でも悪い意味でも知る。やっぱり「親父の背中」ってやつは、こどもにとってどんな教科書よりも心に刻まれるものだと思うんです。そういう僕も、思いっきり親父の影響を受けているなーと今とても実感しています。だから僕も、息子に対してどんな「親父の背中」を見せられるだろうかを考えるわけです。そう考えた時に、親として「人生は素晴らしいものだ」と言い切ってあげたいと思うんです。辛いことが起こった時も「親が真剣にあんなことを言ってるんだからとりあえず信じてみようか」と、どんな状況でも希望を持てる子になってほしい。僕は父親として、大きく翼を広げればどこまでも飛んでいけるということを背中で見せたい。そして、いつか死ぬ時に息子に「やっぱり人生は素晴らしかったぞ」と言ってやりたい。そんな思いを土壌に、今回の幹を「家族」に決めました。サービスのミッションはこれ。

“家族”が“家族”を思いっきり楽しめる社会を実現する。

世界中の家族のために、自分の大切な家族のために。辛くて痛くて泣きそうで心折れそうになった時は、このミッションを思い出せばいい。僕が思う理想の会社は、社長がひっぱるのではなくてミッションがひっぱる会社。次回あたりに、このミッションについてさらに詳しく話したいと思います。

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