見出し画像

人を幸せにするのは、『人間関係の質』

健康に幸福に寄与するものは、
富でも名声でもなく、
『人間関係の質』である。

これを75年間研究し続けているアメリカのプロジェクトで、科学的に証明されたのは、感動した。


なにより驚いたことは、75年間というとてつもなく長い年月、プロジェクトリーダーは、4代にも渡って引き継いでいること。


「幸せってなに?」ということを、街頭インタビューのような形ではなく、一人一人の人生を10代からじっくり追いかけ、客観的に分析。


データは700人以上。


まるで、情熱大陸。


ちなみにこの研究によると、幸せには、友人の数や結婚しているかどうかは関係なく、周りの人たち(とくに近い人)との関係が良好かどうかが、重要であるとのこと。


かたちだけの結婚や、友人関係、自分に得があるかどうか考えた人間関係は、人を幸せにはしない。


本当に信頼できる人を少しだけもてばいいということ。


それが科学的に証明されたというのはおもしろいよね。


こうやってじっくりと時間をかけないと答えが出てこないものにじっくりと向き合う長期的なプロジェクトを組んで実行していることに、ほんとにすごいなと思った。


このプロジェクトについて語っている動画はこちら



********

そうそう、昨日観た「幸せなひとりぼっち」という映画がある。これもまさに、いい人間関係が人生には大切なことを僕に教えてくれた。


奥さんに先立たれた男が、なんどもなんども自殺しようと試みるんだけど、すべて失敗に終わる。まるで、奥さんがまだこっちに来ちゃダメだよ、あなたにはまだやることがあるのよ、と導いてくれているかのように。

僕たちは、生きるために必要なものをすぐに手に入れることができ、自由に暮らせている。でもそのことが、幸せに繋がっているのだろうか?


何不自由なく暮らせることが、生きている実感につながっているわけじゃない。


このプロジェクトのように、長時間かけないと出ない答えが、「人間関係」なんじゃないかな。末永く付き合っていける人間関係を築くために、時間やお金を投資していくことを、大事にしていこうと思った。


自分の時間を投資してもいい、と思える人間関係を、ほんの数人でいい。

ほんの数人と築いていくために生きていく。


僕たちの自由とは、人間関係の選択だ。

僕たちの自由とは、僕たちの幸福とは、人間関係とつながっている。


しょーいち

サポートしていただいたお金で、本を読みます。 https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/GJ7E5BERD0X3?ref_=wl_share