5/10、昨日は母の日でしたね。

これを読んでくれてる人たちは母親に感謝を伝えられたでしょうか。

ぼくの母親について少し語ります。

自分は大学から親元を離れ、
やっとそこで親のありがたみというのをたくさん感じるようになりました。

親って偉大だなと感じることだらけです。

今家にいて思うことですが、
試合があった時、

親は月曜から金曜までびっしり働いて、
土日になったら私の試合会場となる関東地方まで、
会場がどこだろうが応援に駆けつけてくれます。

あったり前のようにその行動を見ていたけど、
結構すごいことを普通にやってくれてたんだなと、
今になって日々感じております。

特に母親なんて、
仕事もこなすわ、
家事も完璧にこなすわで、
頭が上がりません。

経営者を夫に持つ母は、
お手本のような夫の朝活行動に文句など一つもつけず、朝ごはん6時に合わせて準備、
今では飼ってる犬が認知症ということもあり、
朝、昼、夕方、夜飯前、寝る前
とおしっこを漏らさないようにと欠かさず散歩に連れていき、
夫が仕事に出たあと、
すぐさま家の掃除に取り掛かり、
家事が終わったら仕事場に来て仕事をする、
そして帰ったら夜ご飯の準備をして、
洗濯をして、
寝る。

1日の多くを占めているのは家事。
まさしく私の母はGiver です。
意識して与えようとしているわけではない。
家族に与えることこそが習慣になっています。

私が家にいるこの期間になにか手伝えないかと思い、
1日3食の洗い物は全部やらせてもらってます。
あとは出かけるときの運転。
申し訳ない、こんぐらいしかできない、、笑

そしてこの自粛期間に5/10母の日がやってきました。
親のありがたみを感じている大学生活では、
そういう特別な日に実家にいることはまず無いですね。
コロナという大変な時期ではありますが、
逆にこのような特別な日の感謝を伝えることができる機会を与えてくれたと思うようにしました。

この先も滅多にないだろう直接感謝を伝えれる日を思いっきりやってやろうと思いましたが、
まぁこれが恥ずかしい。
とても照れくさい。
デパートの化粧品売り場でじっと見つめてるけどなにがいいか全然わからん。
というか高い。
学生にはきつい。
結局母の胃を満たそうとバウムクーヘン専門店のやつと花束になりました。
夕ご飯の母が座ってたべてる間に
「愛を込めて花束を」を流して渡してやろう、
と計画していました。
そしてドアを開けるとき
左手にはバウムクーヘン、右手には花束を持ち、あとは音楽だけ、、、っていう時に気がつきました。
両手がふさがって音楽が流せない。

「あいをこめーてはーなたばを、おーげさだーけーどうけとおってー、りゆうなーんてきーかーなーいーでーよねー」

テンパった私は考えるまもなく歌ってました。

母はとても喜んでくれましたが、
「シチュエーション最高の中、お前の歌声が酷くて涙止まったわ」
と、素直な感想。
悪かったな、音痴で。

こんな感じでなんだかんだ、
母の日を無事終えることができました。

まだまだこの自粛期間は続いていくでしょう。
大変な日々の中には、
本当に大切なことに気づかせてくれることがたくさんあります。
ネガティヴな要素ばかりを集めようとせず、
これからの期間も前向きにいろいろなことを感じていく時間にしていきたいと思います。

「偉大なる母、いつもありがとう」