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私は、以前、若い頃ですが、東京の板橋区に5年ほど住んでいたことがあり、板橋区にはかなり思い入れがあります。

先日のニュースで、板橋選挙区選出の都議会議員にとんでもないやつがいることがわかり、現在動向が気になってます。

選挙期間中に、自身免停中であるにも関わらずバイクや車を運転し、それどころかひき逃げ事故まで起こしていた都議会議員。

板橋選挙区から立候補して当選(再選)した「木下ふみこ」とかいう都議会議員。選挙期間中に免許停止中でありながらバイクや車を運転、ひき逃げ事故をしでかしてました。

2021年
7月2日、午前7時半頃、板橋区高島平3丁目の交差点で車をバックさせて衝突事故を起こしました。しかも、バックれて逃走。
以降のタイムラインを整理すると、こんな感じになります。
7月4日 都議会板橋区選挙区より再選。
7月5日 選挙期間中の無免許事故の報道。都民ファーストの会が木下を除名処分とすることを決定。
7月6日 都民ファーストの会から正式に除名。一人会派である「SDGs東京」を立ち上げる(何が「SDGs」なんだか)。
7月23日 都議会臨時会で議員辞職勧告決議が全会一致で可決(ただし法的拘束力はないんですよねぇ)。
8月現在、議員辞職もせず、雲隠れして連絡がつかない状態だとか…。

ほかにも、さまざまな違反や疑惑が出るわ出るわ。

ざっとまとめると、こんな感じですね。

2018年から2021年にかけて、5回免許停止処分を受けていた。違反の内訳は速度違反2回、携帯電話使用2回、信号無視1回、一時停止無視1回。

同じ選挙区から立候補していた他の候補や陣営は、こいつが告示前や選挙期間中に自動車を運転する姿をたびたび目撃したと証言。

選挙を応援していた板橋区議の南雲由子は、公式サイトで、2日の事故直後、本人から警察署に迎えに来てほしいと依頼され、その際「今回の事故で免許停止になった」と無免許運転を隠す虚偽の説明を受けたと明らかにした。

自身のSNSにオートバイで活動している様子を4月から掲載していたが、当該投稿をいずれも7月7日までに削除。

選挙スタッフが7月2日に公職選挙法違反に問われる可能性がある「20時以降のビラ配り」をしていた疑いが報じられる。

6月6日に自身のFacebookに「6/5事務所開きを開催いたしました」として掲載した写真の中に、元板橋区議会議員で故人の橋本祐幸の為め書き(応援メッセージ)があったことについて、橋本の娘で木下と同じ板橋区から都議選に出馬し落選した橋本久美は無断使用であるとして抗議。公職選挙法違反(虚偽事実公表)の可能性が指摘されている。

選挙事務所で使用していた自身と小池百合子都知事の顔写真と名前が入った看板について、公職選挙法に定められた規格を大きく逸脱し、上述の20時過ぎのビラ配りよりも違法性が悪質と指摘されている。

告示日から投票前日までの選挙運動期間中にFacebookに記事広告を出稿しており、公職選挙法違反(選挙期間中の候補者個人による有料ネット広告規制違反)が指摘されている。

板橋区民のみなさん、さぞやお怒りでしょう。

私もかなり怒ってます。こんなのが都議会議員とは、ありえないでしょ。

少なくとも投票日前にこれが発覚してたら、落選させることもできたのにね。
議員辞職勧告決議案が可決されても、法的拘束力はありません。本人が辞職しない限り議員として居座ることができます。よほどのことがない限り、自分から辞めることはないでしょうね。

都議会議員は、国会議員よりも特権だらけで儲かるといわれてます。
議員報酬は、月額102万2000円で全国トップ。期末手当を含めれば、年収は約1660万円に達します。
さらに、「第二の報酬」ともいわれる「政務活動費」(政務調査費)も全国一の月額60万円。本会議や委員会に出席する際の交通費などとして「費用弁償」が出席一日当たり、23区は1万円合計で年に2400万円以上手にします。

既成政党に所属していなくても、一人会派を作れます。なんで作るかというと、会派があれば、上記の「政務活動費」(政務調査費)が出るワケです。

議員のみなさん、反対される方も多いかもしれませんが、こんな「ほぼほぼ犯罪者」みたいなやつに税金がふんだんに使われないよう、本人が辞めないなら、然るべき手続きのうえで、とっととクビを切る仕組みは作れないもんですかね。
というか、さっさととっ捕まえられないんですかね、こいつ。

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