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そもそも習い事が苦手と気づく

ヨガを始めたきっかけ

HSPの本が流行った時にたくさん読んだ。
その中に「ヨガに通うと、同じようなHSP仲間が見つかりやすい」と書いてあるものがあった。
その時ちょうど「ヨガに通いたいなー」と思っていたので、その本に背中を押された。

・優しい空間
・精神世界
・リラクゼーション
・癒し

上記のような言葉や世界が好きだから、ヨガが気になっていた。
でも、今となっては、あの頃の私はちょっと無理していたなと思う。
もちろんヨガに通って良かったことはたくさんある。
マッサージ師もお手上げだったひどい肩こりが治ったことや、
埋没していた膝が現れたことなど。


何か良いことあるかもという期待の呪い

あの頃(~最近まで)の私は、
・何かを始めれば新たな道が開けるはず
・社会との繋がりを持たなければいけない
・自分の居場所を作らなければいけない
・親友(HSP仲間)ができるかも
・仕事に繋がるかも

と、何かをすれば、何か良いことあるかもと期待していた。

先生にヨガ講師になることを薦められるかもしれない
→ヨガの講師資格取ったら開業の道が開ける?
→自分の教室を開いたり、カルチャーセンター的なところで講師をしたりできる?
とまで妄想した。

でも実際、ヨガの講師になって教室開きたいの?と心に問うと、
→開きたくない
→ただ楽しく収入を得るチャンスが欲しいだけ
と、わかる。
だけど、収入を得なければと思いすぎて、見失っていたんだよね。


ポツンと独身無職


平日の昼に集うヨガのメンバーは「孫がいる」世代。
そこにポツンとひとりアラフォーの私。

だから「無職」と知られたとき驚かれたし、
「独身」と知られたとき「結婚したら大変よぉ~」と自慢げに語られた。
職業やステータスは関係なく、私を私としてだけ受け入れてほしかった。
私のだけを見てほしかった。
だけどそんなの無理だよね。
お互い質問してコミュニケーション取っていくわけだし。

ヨガは、周囲と比べず自分の内面を見つめる作業。
だけど、気になるよ。
無職で独身でこの教室では浮いている存在。

始めた頃はとにかくヨガに集中して何かを得ようとしたし、
プライベートな質問をされることもなかったから、良かった。



誰かといることが苦手と気づく

ところで、
最近買ったフィットネス系ゲームのヨガがすごくいい。
周りを気にしなくていいし、
雑談もないし、
バーチャルのインストラクターも優しい。

「このゲームのような空気感がいいのにな」と思った。
そして、あることに気づいた。
私は誰かに見られていることが苦手なのだ!と。
「みんなヨガに集中しているから誰も見てないよ」とは言うけど、
誰かと同じ空間にいるだけで私は緊張している!
誰かと一緒に何かをすることが苦手!

本当の自分が出せなくなる。(本当の自分が何かはわからないけど)
話せない、喋れない。

ひとりでいることの方が好き。
ということは…、そもそも習い事が苦手じゃん!
ちなみにオンライン(リアルタイム)でも嫌。
動画視聴ならいいかも。

これから

たまたまかもしれないけど、
私の通うヨガ教室には、
おとなしい人はいても、HSPらしき人はいない。
仮にHSPがいても、仲良くなることはないかなぁ…。

ヨガを始めたことについては、後悔していない。
やってみてわかることってあるから。
私の場合、コミュニティに入ってみて、ひとりがいいと気づいた。
その先は、
気が合いそうなヨガ教室を探し回るのもひとつだし、
教室通いをやめ、家でひとりでやるのもひとつ。

無理していた自分の皮をひとつずつ剥いで、
自分の本質に気づいていく。
今年になって大きな気づきがたくさんある。


サポートありがとうございます。