映画「哀れなるものたち」。大人の体に赤子の脳(精神)を宿したベラという存在が、「常識」に染められる前に世界へと飛び出し、人との出会いをへて知識や理性、時に痛みを獲得していく。その姿が生々しくも清々しい。自らの選択と有り様を、真実自分のものにして生きてゆくベラがまぶしかった。
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