これは不登校をつらく思っている人向けのメッセージです。

そもそも、不登校っていけないことなのでしょうか？

学校に行く人の大半は、学校に行くのが当たり前だと思っているから、そこになんの疑いもないです。しかも、学校に行きたくない人であっても、学校に行くのは、行かなければいけないと思い込んでいるくらいです。

それはまるで学校に通うことが善で、行かないことは悪だと言わんばかり。

その価値観が同調圧力を生んでいる。だからそれに抵抗する自分を押し殺して登校する。

だったら不登校は、死なせてしまった自分を生き返らせて、今度こそ自分の人生を生きるための出発点とも言えるよね？

用意されたレールに乗っかって進めば、不自由の少ない人生が送れた時代も確かにあったよ。でも今は変化の大きな世の中。誰がガラケーの全盛期に画面にタッチする携帯電話を想像できただろう？誰が死んだ画家の次の作品をAIが描く世の中を想像できただろう？

機械が発達して工場での職が減っていったように、AIが発達したらデスクワークは減っていく？自動運転が発達したら、タクシーとかトラックとかの運転の仕事はどうなるの？

変わらないものがあるのかどうかも分からないのに、なんでみんな「学校に行きなさい」なんて言うのかな？いつまでも学校が価値のある場所でいられる保証なんてないのにね。

もうすでに、万人にとって価値のある場所ではないよ、学校は。

自分はどんな生き方をしたいんだろう？
それを第一に考えることが当たり前になる時代がやっと来てくれた気がするよ。


そもそもさ、思い出してみてよ。
今まで、誰かの言うことを聞いて頑張って、かろうじてしがみついてもね、うまくいかなかったら、運が悪かったとか、努力が足りなかったとか言われなかった？

誰かの言うことを聞いたって、あなたの人生に誰も責任を取ってはくれないんだよ。それならさ、自分で自分の声を聞いてあげるのが1番じゃない？

他の誰でもない、自分の声を聞けたあなたは、他の誰よりも先に一歩進んだんだよ！これってけっこうすごくない？

落ち着いて自分と向き合う時間をつくって、「自分はどんな生き方をしたいんだろう？」って聞いてみよう。自分の声が聞けたら、きっとそこからは自然に進みたい方向に進めるからね。

そうなれば、他のなんとなくで生きてる人たちになんて、すぐに追いつき、追い越してしまうよ。だから、焦らなくても大丈夫！


あとね、気をつけてほしいことがひとつあるよ。
それはね、他の誰かのために生きてきた人は、あなたにも他の誰かのために生きることを強制してくるよ。それが当たり前だと思ってるからね。

自分は人の言うこと聞いて、人のためにしか生きて来なかったから、それが良いことだと思ってるんだ。悪気があるかどうかは分からないけど、ある意味可哀想な人でもあるんだよ。心に余裕ができたら許してあげてね。


さて、これを読んで少しでも気持ちが軽くなったのなら、きっと普段無理してるんじゃないかな？あんまり無理しなくていいんだよ。無理してもしなくても、意外と周りの人の反応ってあんまり変わらないから。

周りの人に迷惑をかけてしまうって？いやいや、そんなことどうだっていいよ！

誰しもみんな調子良い時と悪い時があるんだよ。だから、調子良い時にお返ししたらいいよ。調子悪い時に無理しても傷口が広がるだけだよ。

調子良くなった時に「あのときはありがとう」って言えばいいよ。「あのとき助けてもらったから今度は私の番ね」って言えばいいんだよ。

最後まで読んでくれてありがとう。みんなもっと自然体で生きられる世の中が来るといいな。