今回は週末の入り口となる金曜日に放送されている大阪・MBSラジオ「福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない!?」を取り上げます。

パーソナリティを務めるのは、MBS毎日放送の福島暢啓アナウンサー。福島アナは宮崎県出身、学生時代からＮHKラジオの「ラジオ深夜便」を聴くなどラジオに親しんでおり、また昭和歌謡に精通していることでも知られています。また、アナウンス技術の高さは折り紙付きで、TBSの安住紳一郎アナウンサーに見出されて、以前noteでも取り上げたTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」の代理パーソナリティを務めたこともあります。

アシスタントを務めるのは彼の先輩である関岡香アナウンサー。番組内では、福島アナのトークを元アナウンス部長らしく、優しく受け取ている印象があります。また、番組の企画で関岡アナのカレンダーを制作し、数量限定でプレゼントしたこともありました。

番組の肝となっているのは、オープニングトークです。番組スタートから４０分程度（しかも時報をまたいで！）続く掛け合いのトークは流石に上手に聴かせるなあと関心してしまいます。初めのうちは前日までに行ったロケの内容を報告していくといった内容でしたが、コロナ禍とともにトークの内容を変化させ、身近で起こった出来事やドレッシング、ポテトチップスなどの食べ物に関する総選挙やコレクションといった企画を放送しています。

※画像に番組グッズの特製ウェットティッシュを載せました。

個人的には、「ドライバーズリクエスト」(TBSラジオなど全国ネットで放送されている10分番組）の前に放送されている「フクシマ―ズリクエスト」のコーナーが好きで、文字通り福島アナのリクエストした曲がかかるのですが、ブレイク前の瑛人さんの「香水」をラジオ局の中でも比較的早く流したことでも知られています。リクエスト曲を流した後は、「ドライバーズリクエスト」の聴きどころを福島アナの目線で語ってから、「ドライバーズリクエスト」のコーナーが始まります。

多彩な出演者も番組の魅力です。松竹芸能のピン芸人代走みつくにさん、ラジオコラムニストのやきそばかおるさん、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店の２人の店員など、個性的な面々が番組を盛り上げます。彼らを弄る福島アナの巧さにも注目です。

福島アナの魅力が十分に伝わる「福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない!?」ぜひとも聴いていただきたいと思います。

今回はここまでとさせていただきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

【おさらい】

MBSラジオ　FM90.6MHｚ AM1179KHz 関西地区以外の方はradikoプレミアムで聴くことができます。

「福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない!?」毎週金曜午後３時３０分から５時４５分まで