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強オーシャンビュー仕事

ゲストハウスでは、主に客室清掃をしてた。

他にゲストの送迎やチェックイン対応など。
難しい仕事はほとんどない。

何がすごいって、ここはすべての客室から海が見渡せる。(↑部屋からの写真)

ほぼ海「だけ」が見える。

小浜島には大きなリゾートホテルが2つあるけれど、
部屋からの眺望はこのゲストハウスが断トツにすごいと思う。

で、この景色見ながら仕事できるというのが、
本当に贅沢だと思った。

みんな仕事中に写真撮ってた。

難しい仕事はほとんどないとはいえ、
体力勝負ではあった。

スマホのアルバムが小浜ブルーに染まっていくにつれて、

私の身体もどんどんおかしくなっていった。

もう、部屋のカギを回すのも痛い。

車のドアを開けるのも痛い。

お風呂掃除でかがむのも痛い。

ゴミ袋の口を結ぶのも痛い。

トイレでズボンを下ろすのも痛い。

そのうち深く息を吸うのも痛くなり、

夜も寝返りが打てなくなり眠れなくなった。

そういえば内地にいた頃から三線を趣味で弾いていて、

指が痛すぎて稽古が億劫になり、

完全にやめてしまった。


疲れやストレスって誰にでもあるけれど、
確かに清掃の仕事は疲れるし、
こういう働き方も初めてだったからそれなりにストレスは感じてたけれど、

ここまで体調悪くなるか?

ゴッドハンド先生のところへも何度も駆け込んだ。

気絶しそうなくらい痛い注射を何本もやった。

注射イヤイヤおばさんとか言ってられなくなっていた。

注射が痛くてもいいからこの体の痛みを取って欲しい気持ちが勝っていた。

それでも、どこかの痛みが治るとまた別のところが痛くなる。

それを延々と繰り返して、

もはや私のストレスの原因は「痛み」。

痛くて落ち込んだりイライラしたりもしてた。



そして……。


このゲストハウスでルームマッサージを始めることになりました〜\(^ω^)/

え、バカなの?笑


つづく

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