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フォトエッセイ「はじめては甘酸っぱい…」


地元で馴染みの喫茶店で去年の夏に開催された夏をテーマにした写真展に作品を飾って頂きました。私のはじめては…初めての作品展の参加賞はTOP画像の柑橘系の果実の甘酸っぱい、でもフレッシュな香りに包まれました。

本日は母といつものプチ、喧嘩をして浜松の街中までバスでユラユラ一時間弱かけて浜松市の芸術の展示会の市展に足を運び、浜松城公園をカメラを携え散策しました。


可愛らしい看板にキュン

目的は最近、気持ちが滅入りシャッターを切ったりすることが減っていたのですが、毎度おなじみ父の写真が入選して奨励賞まで頂いたので、展示されているのを見に行ってきました。

大変名誉なことでも、ここまで来るには本当に本当に壮絶で、涙と笑いに包まれた家族のドタバタ劇…と思ったらもう私も36歳!
いつの間にか「丈夫そうね」と言われる病弱な身体との私と、いつまでも元気な「つもり」で最近は湿布・ホッカイロ・ヒアルロン酸の膝の注射を三種の神器にしている父。




私が小学生の時、父に「ピースサイン」をすると叱られるという遠州弁でいう「おっかない(怖い)」出来事が日常で、どこに行くにも写真ととにかくナンパのように?畑仕事や山や川で出逢う人々を撮る、撮る、また撮る。

趣味道楽写真だけか、と思えば、毎週のごみの日は決して忘れない、我が家の財務大臣の母を連れ、私を連れペットのワンコを連れて走る、走る車は走る。桜や、お祭りや雪景色。



春を感じる今日この頃の浜松城公園で、春の息吹を感じて…。
想いが溢れて、帰りのバスで音楽を聴きながらこらえようと努めましたが、涙が頬を伝いました。



出逢いと別れの中にある小さな奇跡を表現したい。

帰りのバスの中で父に送信した文章。


前回のエッセイから通ずることですが、人間の生きている時間の中に苦しみも、悲しみも、怒りも喜びもすべて混在していて感情のかじを取り、をこれから関わる人やまだ知らない世界へ導かれるように、自由と責任を持ちながら迷いながらでも、光と影の間をたゆたうように生きていこうと思いました。

こんなこと書いてもレモンの様に甘酸っぱい記憶になりませんように!!!

皆様、春はもうすぐ。
少しでも幸せな思いになりますように^^



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