あちらた　てればこ　ちらがた　たぬきせつ
つきもた　いようも　てんがい　のなかだと
じゅうりょくなどないおちるの　がせつりだ
もううちゅうだってないほしは　ほろぐらむ
ちへいせ　んのむこ　うはなにもないきょむ
すいへい　せんのきょうかいにはなんきょく
だめだわらっちゃ　かれらはしんけんなのだ
ほんとう　のことが　しりたい　だけなんだ
えせかが　くとよば　れたってこのきもちは
いつだってじゅんすいばかみた　いだけどね

あちら立てればこちらが立たぬ奇説
月も太陽も天蓋の中だと
重力などない　落ちるのが摂理だ
もう宇宙だってない　星はホログラム
地平線の向こうは何もない虚無
水平線の境界には南極
ダメだ笑っちゃ　彼らは真剣なのだ
本当のことが知りたいだけなんだ
似非科学と呼ばれたってこの気持ちは
何時だって純粋　莫迦みたいだけどね