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自分の本名が恐ろしくてしゃーないねん

ガムトーク「あだ名の話」。

自発的に使っているハンドルネームもそうだし、リアルの知り合いや友人から呼ばれるあだ名の数がかなりある。
たまに自分の本名を忘れるぐらい色んな呼ばれ方をしている。大袈裟だけど。

自分の苗字は全国的にかなり少ないらしく、特定が容易だったりする。
なんなら下の名前はまだ一般的ではある方なんだが、使われている漢字が多分そんなに多くないので、苗字+名前で検索されると一発で私が出てしまう。怖いよ。助けて。

そういうのもあって、ネットで活動する際は当たり前のこと、日常生活でもあまり本名で呼ばれない、呼ばせないような工夫をしている。
とはいいつつも何故か意図せず呼び名が決まったりして助かっていることが殆どだけど。

一番厄介だったのが、前勤めていた会社の公式サイトで堂々と本名と顔公開していたこと。会社の方針なら文句も言えないと割り切っていたんだが、これでもし何か起こったら恐ろしくてしゃーないと感じていた。
だから退職の際は名前も顔も全て消したよね。指名手配犯かよ。

なんか怖いんだよなー、本名。
誰にも追われていないのに追われている気がしてるので病院とか役所とかで呼ばれる時すごいビビっている。
意味無いけど一旦周り見渡すもん。

自分の苗字が佐藤鈴木田中、みたいな全国的に多いものだったら多分ここまでビビってなかったんだろうな。
数が少ない苗字だからこそ、いつ自分が特定されてプライバシーを侵害されてもおかしくないみたいな危機感を感じているんだと思う。
リスクヘッジするに越したことはないからね。

この先の人生がどうなるか分からないが、もし結婚を行う運びになったら婿養子に入って相手の姓をもらうことも視野に入れたりしている。
ご先祖様にゃ申し訳ないが、こっちはこっちでこの苗字で苦労しとんねん。
まぁ相手の苗字も珍しかったら意味無いんだけどさ。

なんかカッコつけたような変な話なんだけど、名前っていうのは生まれて最初に与えられる呪いみたいな感覚がある。
一度名付けられたら、それで生きていかなきゃいけない苦しさ、みたいな。
だから自分が趣味とかで活動する時は自分の好きな名前を名乗っていたりするんだよな。
役所には本名で登録されてるかもしれんが、今の自分にとっては百舌野が本名じゃい、みたいな感じ。

そんな珍しい本名で生まれてしまった宿命を背負って今日もなんとか生きとりますわ。


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