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冷めた飯でも美味しく食えるぜ

弁当をレンチンせずに食ったりとかしてると、偶に人からこう告げられることがある。

「温めた方が美味しいよ」と。

いや、確かにそうかもしれない。
確かにそうかもしれないんだが、私は別に冷めてても問題なく美味しく食えるんだ。提案レベルならまだ自分の意見を伝えやすいが、たまに「え、レンチンしなよ!!」と強制めいた強めの語気で話しかけてくる人がいる。
マジで勘弁してほしい。

その勢いで話しかけられると、落ち着いて話そうとしても結局圧倒されるだけになってしまうのでこちらも刀を抜かねばならない。
そうなると最後に待っているのは争いだ。
そんな事で喧嘩したくねぇよ。

そもそも極度の面倒臭がり屋なのでレンチンすらダルい時があるのだ。
美味さ指数100の弁当が温まったら+20の数値になるとしても、そもそも100の時点で満足しているんだ。
だったらわざわざ手間をかけて美味しくする必要はない。
そりゃ誰かと飯を食う時には合わせたいけど、一人で食う時には別に構わんだろう。「温めたら美味しいよ」という善意からなるアドバイスを蔑ろにしてしまうのは申し訳ないが、好きに食わせてくれ。頼む。

まぁ考えてみると猫舌ってのも関係してるのかもしれないな。
熱いよりかは少し温度が落ち着いた方が食いやすいんだよ。
だからレトルトのカレーやパスタソースなど全く温めない。

米は炊飯器からよそうしパスタは茹でるから必然的に温かくなってしまうんだが、そこに非加熱のレトルト食品を混ぜることによって丁度いい温度になるんだ。これが非常に良い。
仮に人様から提供されたご飯が冷めてても全く嫌な気持ちを持たない。
極端に凍らされたカッチカチの飯なら話は別だが。

昔実家に帰った時、兄が母に対して「飯が冷めてる!」と文句を言っていた。実際に口に出す事はなかったが「こいつ折角用意してもらったのに何言ってんの? 食えるだけでも有難いと思わんのか?」と正直思ってしまった。

その点、自分はなんでも美味しく食べられる舌を持っていて良かったなとは思う。食べられそうな全てを食べたとスピッツも歌っているが、私もそうありたい。有事の際に生き残りたいし。

しかし自分の限度を知ってみたい気持ちもあるな。
どこまでの冷えた飯なら美味しく食えるか試してみたい。

最近雑記ばかりなのでそういう企画めいたものを書いてみてもいいかも。
いつになるか分からんが、そんなアホみたいなことをやってみたという記事を出した時は笑って頂ければ幸いです。

おわり。




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