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「自分がされて嫌なことは他人にしない」を徹底しているものの……

最低限気を付けてはいるものの自分がされて気にしないことは平気で他人にしてしまっている。その度にめちゃくちゃ凹む。

例えば昔の記事にも書いたんだが「世代じゃないのに」という言葉が私はめちゃくちゃ嫌いである。
人が得る知識というのは環境やタイミングによってかなり左右される。
自分が生まれる前のものであっても、親族の影響で好んでいたりとか自分の好きな物を色々調べている内に知ったとかきっかけは様々だ。
更にいうと現代はスーパー情報社会で、自分が知らないことなんてちょっと調べればいくらでも情報を得る事ができる。

私自身も生まれ育った環境のおかげで自分が生まれる前のゲームソフトを色々と知っていたり、70,80年代の楽曲を知っていたりする。
故に今まで出会ってきた年上の人に「え! 知ってんの!? 世代じゃないのに?!」みたいな反応を15億回ぐらいされてきた。

世代じゃなかったらなんなんだ? 何か貴様に不都合でもあるのか?
腹の底から湧き上がる不愉快な感情を抑えながらなんとか対応はするものの、一度もその言葉に納得したことはない。

だから自分がされて嫌なことは他人にしたくない。別にこれは正義感でもなんでもなくて単に自分が文句を言えなくなってしまうからだ。狭量な人間だなと自分でも思ってるよ。

これから先自分がどれだけ年齢を重ねようとも、年下の方に対して「え、
世代じゃないのによく知ってるね」「あー、今の若い子には分かんないか」とか絶対言いたくない。いや、言わない。
”自分が年上である”という事にアドバンテージを感じたくないねん。
世代じゃないから、若年だから、という理由で色々と決めつけないで欲しい。ほんまに。

しかし、しかしだよ。
上述のそれは「自分が嫌な気持ちになるからしたくない」という心理なんだが、言い換えれば「自分が嫌な気持ちにならなければしてしまう」ということなんだ。

例えば自分よりかなり年下の方が相手でも、ゲーム好きというだけでファミコンとかスーファミとかの話を平気でしてしまう。
相手が知っている前提で話をするのはとても良くないことだ。ただ自分は知ってる前提で話されても気にしないから相手にもそうしてしまう。マジで良くない。
何故自分が平気かというと「知らなければその場で聞くなり調べればいい」と思っているのが強い。故に相手に対してもそれを求めてしまうんだろうな。本当に良くない。

別に知らなかったら知らなかったで「なんで知らないんだよ!」と怒るわけじゃないんだが、一方的に相手の情報を決めつけてしまった事に対して凹んでしまう。面倒臭ぇ性格。

でも「スーファミって知ってる?」という所から始めるのも嫌なんだよなぁ。結局相手が年下だから知らないんだろうみたいな前提で話をしてるみたいで自分の正義に反しているような気がする。
うおお、文章を書きながらすげぇ自己嫌悪してきたぜ。

まぁそんな事を一々気にし過ぎていたら何も言えなくなってしまうので、最低限言動に気をつけて生きていくしかない。

上手に人と話していきたいよ。

おわり。


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