情熱大陸に上陸したい

毎週という訳では無いが、タイミングが合えば自然と観ている情熱大陸。
私はこの番組が結構好きで、毎回それなりに感銘を受けていて、寝る前にベッドで情熱大陸の番組Pと
なって私の情熱大陸の制作を試みることもある。

先日いつものように情熱大陸を見ていて思った。
「私が情熱大陸に上陸したとき困ることってなんだろう?」(まず大前提として、情熱大陸に上陸したいという気持ち、私持ってるんです。)
そこで、私が情熱大陸に上陸したときに困ることと、その解決方法を考えてみようと思う。

まずは、私が情熱大陸に上陸したときに困ること
1.オープニングで出される直筆の名前を上手く書ける            
  気がしない。
2.無意識のうちにカメラを見つめてしまい、
  モキュメンタリー的な仕上がりになってしまう。
3.深くて良いことを話そうとしても、「プロ
 フェッショナルのケイスケホンダ、情熱大陸の私」  
 となってしまう。
4.そもそも気温も湿度も高すぎて死んでしまう。
5.あまりにも内容が薄すぎて、後半になっても
 葉加瀬太郎がバイオリンに手を触れようとしない。

20分ほど考えて思いついたのがこんな感じだ。
(自分なりに情熱を持って何かに取り組んだ経験ももちろんあるということも一応書いておく。)

次に、その解決法
1.ユーキャンのボールペン字講座を申し込み、
  涼しい顔で綺麗な字を書けるように特訓する。
2.密着されているということをあまり気にしない
  ようにする。難しいようだったら、カメラレンズ  
 の上の部分に「3回見たら死ぬ絵」を貼っておく。
3.自分は何者でもないということをよく理解し、
  等身大で正直に話す。ただし、小学生の頃
  フィッシャーズのマサイにリアコしかけていた
  ことは決して話さない。
4.水と塩分チャージとガッツギアを持って行く。
5.情熱大陸に対する情熱(笑)を必死に伝えて懇願
  する。それがダメなら、プールで泳いでいる
  葉加瀬太郎にしか見えないウニの写真を週刊誌風
  に加工し、不倫のスクープを匂わせ脅す。

こちらも20分ほど考えて思いついた。なかなか良さそうだ。これでなんとかなる気がする。
あとは密着のオファーがくるくらいアツい話題を
提供するだけだ。どんな話題を提供できるだろう。




そんなものはない!!

いや、そりゃそうだ。スゲー医者とスゲー役者と
スゲー学者とスゲー芸人と、私。予算が余りすぎて逆に危ないなんてことがあっても制作してくれないだろう。悔しいが今は諦めるしかない。だがいつか
きっと出演してみせる。だって格好良すぎるもん。
一般人の私が情熱大陸に旋風を巻き起こすのだ。

そんな少年のような熱い思いを胸に、
私はユーキャンのチラシをめくるのであった。

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