「技術書の別売サンプル」をどこで出すべきか(noteかBOOTHか)
つい先日リリースしたiOS 13の本ですが、「サンプルコード別売」という方式を考えています。
なぜサンプルを有料で販売したいのか
今までは「書籍のサンプルは無料ダウンロードできて当然」だったわけで、これが別売というのは僕は今まで聞いてたことがありません。ではなぜ今回「サンプル別売」という方式を検討しているのか、というところについては、こういう理由があります。↓
noteを使用する方式
で、その販売方法ですが、当初考えていたのは、このnoteを使用する方式で、
・サンプルごとに記事を用意し、末尾でサンプルをダウンロードできるようにする。各100円程度で販売する。
・全サンプルを一括購入できる1,000円程度のマガジンを用意する
というものです。いくつかの「マニアックで実装コストがかかるわりに需要の絶対数は多くはない」サンプルについては個別価格は500円程度にしようかなぁと。ひとつも売れないかもしれませんが、まぁ基本的には全セットで購入してほしい、という。
でもこういう特定のサンプルの単価を高くしたい場合、次のようなやり方もありかなぁとか。
・セットも(マガジンではなく)それ用の記事を用意する
- 多くの人が必要とするであろう基本セット
- ニッチなサンプルも入った全サンプルセット
BOOTHを使用する方式
いや、そもそもダウンロード商品を販売するのであれば書籍本体と同じBOOTHでもよくない?とも思えてきました。
この場合、次の2つの案が考えられます。
案1:
・書籍と同じページで、バリエーションとしてサンプルコード一式を販売する
・「いいね」が一箇所に集約でき、読者にとっても見つけやすい
・(欠点)サンプルの説明も入れると、書籍の説明ページが複雑になってしまう
案2:
・サンプル専用の販売ページを設ける
・販売ページにサンプル専用の説明をしっかり書ける(どんなサンプルが入っているかとか)
・noteでの案と同様、バリエーションとして複数種類のセットを用意したりもできる
うーん、BOOTHでやるなら案2かなぁ...全部入りセットだけは書籍販売ページでも販売する折衷案もありだな...
noteかBOOTHか
noteでやるなら、サンプルごとに記事を用意するので、それぞれのサンプルの訴求ポイントをちゃんと書けそうだなぁ、というのがあります。
しかしnoteではセット販売において欠点があるなと。
・マガジンとしてセット販売すると、購入者は各ページに行ってサンプルをひとつずつダウンロードしないといけない
・セット販売用の記事を用意するなら、個別記事に書いた説明をセット販売用ページにもマージして転記しないといけない。(更新時につらい)
・noteの僕のアカウントの「記事一覧」にサンプル記事が溢れてしまう(他の「読んで欲しい」記事が埋もれる)
どれも厳しい。
今回はBOOTHでやってみようと思います。
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