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エルメスの家具

今日は、少し前、エルメスの家具に出会った時のことを書きます。
なぜなら、先日、ルイヴィトンの家具に出会った人の話を聞いて
あの興奮を思い出してしまったから。


出会っちゃいました


とある昼間、友人との銀座ランチのあと、ぶらぶらしつつ

『そういえば私、家具、見たいんだよねー』
(特に買う予定はない)と言ったら

『ここの2階にもあるよ。』と友人。

ちょうど、GINZA MAISON HERMESの前でした

昔からハイブランドにはあまり興味なく、縁もない私
ちょっとドキドキしながら、ふらりと立ち寄りました。

で、

2階へ上がった瞬間、その後ろ姿にやられてしまったのです。

つい早足になり近づきます。



私、これ好き♡


最初は見た目から



最初はそのフォルムに惹かれました。
プリツカー賞をとったスペインの建築家のデザインとのこと。

私を魅了した後ろ姿

座面が横に広く、座面が低い。
フレームは華奢で柔らかなラインなんだけれど、
ゆったり感というかどっしり感というか。
繊細なのに芯の通ってる感じ?



あぁ、これ好き♡


知れば知るほど


座ってみたら・・・

なんという肌触り

・私のために作られたの?と思う座り心地
・やさしく受け止めてくれる籐細工の座面
・腰にスッとフィットする柔らかなレザーの背もたれ
・細くて滑らかな肘掛け

私でも、”上質” だとすぐにわかる。

座面の低さも相まって、ほんとーに落ち着く。


はぁ、ステキ♡



あぁ、この椅子に座って暮らしたい・・・
あぁ、この椅子に座って暮らせたらQOL爆上がり・・・

サイドテーブルも同じく、なんとも肌触りのよい柔らかなレザー
この天板の薄さとステッチが、ほんとうに上品で。



はぁ、丁寧な仕事♡


そんな私をよそに

友人はデスクに夢中。

友人を魅了したデスク

さっきの”私の椅子”と同じレザー素材に丁寧なステッチ
デスク自体は薄くて華奢で軽やかなのに
この素材感とのマッチングがもう、しっとり安定感

『うんうん、確かにいいね。』

と、私も座ってみたら・・・



はぁ、ステキ♡

いやぁ、このデスクだったら仕事捗るねぇ
いやぁ、このデスクだったら仕事はりきっちゃうねぇ


『受注生産で納品まで1年かかるってことだから
 まずは、発注してしまって
 それを励みに仕事、爆走したらいいんじゃない?』

『目標には期限切るといいって言うからちょうどいいんじゃない?』


いいんじゃない?いいんじゃない?
という感じで、興奮が止まらない。


妄想も止まらない


『まずは、このデスクを置ける空間をどうするか考えなければ。』
と友人がいうので


うん、そうだねー
壁に向かって置いちゃダメだよー


などと言いつつ


はっ、ウチ、いけるかもしれない!
とイメージが降りてきた


今のあのデスクなくてもいいじゃない?
そして、あの棚も、なんとかなる。
すると、がらんどうな空間に、ポツンとこのデスク。


『こうやって配置するといい感じだなぁー♡♡』


部屋に入るとこのデスクが目を惹くし
緑のバルコニーを眺めながら作業できるし



はぁ、このデスクで仕事したい♡


デスクスタンドも素敵


そんなこんなで


次々と妄想がふって湧いてきた私は、

いつもススメている ”インテリアからイメージする家づくり”
あれあり! やっぱりあり! すごくあり!

と思ったのです。


ひとつの椅子やデスクから、どんどんイメージ(妄想)が膨らみ
こんなに幸せな気持ちになれるなんて♡

家づくりにおいて、インテリアは、最終段階で考えることが多いけれど、
私は、『インテリアからはじめる家づくり』をやっぱり推していきます。

↑こちらの記事をぜひ読んでみてね。

ちなみにだけど


ざっくりな、お値段書いとくね。

(私の)アームチェア:110万円
サイドテーブル:80万円
(友人の)デスク:300万円
テーブルランプがちょっとわからないのだけど
同じデザインのフロアランプ:230万円

・・・さて。

【GINZA MAISON HERMES】

設計:レンゾ・ピアノ(イタリア)
2001年竣工
都市を照らす〝提灯(ランタン)をイメージ
450角のガラスブロック13000個使用、とのこと。

日差しでキラキラもいいけど
夜のランタン、もステキです。

店内の手すりもかわいいのです


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