100本書く旅もあと15本となった。

簡単にいうとここまで長かった。

それまでずっとコーヒーショップやサイゼリアで

スマホとにらめっこしてたもん。

明らかに視力を削ってたのは確かだろう。

バイトを削り、単独に時間を注いでわかったのは

今までどれだけお笑いに深く考えて来なかったのだろうて事だ。

これだけ時間を空けるだけでも

ネタ作りを通して、お笑いに時間を割いたのか。

そういう意味ではかなり有意義な時間になった。

昔、漫才新人大賞の決勝出た時の

「ケツに火がついた」

あの感覚と一緒だ。

「決勝で恥だけは書きたくない」

思いが練習量をいつもより倍にさせた。

漫才新人大賞でもあれほど頑張った事なかった。

だって、いつも負けちゃうし。

大会前から全体的に「ハマってないなぁ」

と思ったら別に努力を注ぐなんて時間の無駄だて

どこか頭で過ってたからな。

やりたいネタをやって負けたならともかく

特にありネタをやって負ける事ほど時間の無駄な事はないから昨年は出場を辞退した。

漫才新人大賞で敗退する時は

「悔しいから決勝で通用するネタを作ろう!」

より

「本当は受けるネタも受けたとしても上がれないように出来てるからなぁ」

と見えないサッカーゴールにシュートするような感覚でいた。

考えたら、そういう意味も含めて

あまり勝ち負けに対して良くは思ってない。。

恐らく、ずっとお笑い勝ち負け社会が続く限り

漫才協会に限らず

解散するコンビは増えるだろう。

それぞれのお笑いを尊重できた世界なら

平和的に解決して終わる問題だと思うから。

しかし、賞レースが当たり前になった時代

審査員のようなお客が増えたのも事実だし。

賞レースの結果を物差しとして使うようになった。

それによって

結果出したコンビと出せないコンビとで仕事の量に差ができたもんな。

そういう意味では行き場もない芸人から

YouTubeに流れた事もあるでしょうし。

私達のように日本各地を飛び回るようになったし。

ただ、単独はやった方が良いと仰ってくださった事によって

また新しいネタに対して取り組む気力を取り戻した。

そんな感じでございます。

いやぁ、勝ち負けはよくないよ。

賞罰教育が絶えない限り、コンビ解散は止まらないでしょうね。

ちなみに俺はこのnoteで言うとるからな!

あとはどうなっても知らんでー!

てなわけで、そんなアドラー心理学に基づいた

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芸事だけで少しでも食べていきたいです。