文芸書編集部の謎に包まれた仕事を解明せよ
小説の編集をしたい、そこのあなたに届け!
こんにちは。新入社員のT橋です。気づけば文芸書編集部に配属されてはや半年(本当にあっという間……!)。相次ぐ引継ぎ打合せの波にのまれながらも、好きな作家さんを担当できるうれしさを噛みしめている毎日です。
さて、私がいる文芸書編集部は、想像以上にたくさんのことができる部署です! 作家さんへの原稿依頼、執筆のための取材、いただいた原稿のブラッシュアップといった物語そのものに関わる仕事はもちろん、装丁の方針策定、帯の作成、発売前後の宣伝といった物語を広めるための業務も広く担当します。
何よりも、一冊の本ができるまでの過程を一番近くで見届けられることが楽しいです。
40名ほどの担当作家さんと、読者に楽しんでもらえる作品を出せるように日々邁進中。初担当作『正しき地図の裏側より』が2月に刊行されます。ぜひお買い求めください!
「ある日のスケジュール」
10:00 出社。まずはメールをチェック。
11:00 早速、担当している作品の原稿を拝読。
13:00 昼休み。大体近くの書店に足を運びます。
14:00 Web記事の入稿作業。
15:00 デザイナーさんと装丁の打合せ。
17:00 担当作家さんと改稿の打合せ。
18:30 退勤。行き帰りの電車は気になる新刊を読む貴重な時間です。
Free Talk
「書店に吸い込まれる人生」
就活で神保町を訪れた際は、面接前に必ず書店へ向かい、情報収集をしていました。当時訪れていた書泉グランデと東京堂書店は、いまもほぼ毎日通っている超愛用書店です。最近も『堕天使拷問刑』の復刊に心惹かれ、欲求の従うままに購入しました……。