デジタルマーケティングに絶対使える無料サービス集
Web世の中には無料で便利に使えるサービスがたくさん登場しています。
今回は、Webを中心としたデジタルマーケティングに有効なサービスの中でも、特に無料で使えるものを紹介します。
１．Google Analytics（自社サイト分析）
ちゃんとWebマーケティングを考えているサイトにはもれなく入っている超有名ツールです。WebページにGoogle Analyticsから指示されたタグを貼り付けるだけで、Webの訪問者数から、流入元、Webページ内での行動、一部属性情報まで、なんでもかんでも見えるようになります。
逆に、見えるものが多すぎて「何見たらいいかわからない！」となりがちなので、ただ入れるだけでなく、Webや本などで使い方を学び、実際に動かしてみることが重要です。
２．Juicer（パブリックDMP）
Google Analyticsで見えるのはWebサイト内の行動情報だけですが、Juicerでは「訪問者はどんな人？」という情報が見えます。訪問者の性別、年齢、アクセス元企業名など。
さらにこの情報から、「あなたのサイトにアクセスしているのはこんな人です」というペルソナ像を自動生成してくれたり、訪問者の属性や行動毎に別のポップアップを表示したり、といったことが可能で、無料ながら超高機能です。
有料ツールを駆使すれば、Google Analyticsで入手したWeb閲覧履歴、パブリックDMPで入手した訪問者の属性情報、更には社内の顧客情報などをすべて統合した巨大なDBを構築し、そのデータをもとに顧客毎パーソナライズされたWebサイト・メルマガ配信を行う、、、といったことが可能になるのですが、小規模なサイトであれば、それぞれのツールが独立していてもかなり有効に使えるはずです。
３．Similar Web（競合サイト分析）
サイトのURLを入力するだけで、そのサイトのアクセス数、流入元になっているWeb検索ワード、他に見ているサイトなど、様々な情報を得ることができます。
競合サイト分析に活用する使い方が一般的で、競合にはどのくらいの人が流入しているのか、どんな検索ワードでSEOしているのか、、、といった情報を得ることで、自社のサイト改善に活かしていくためのツールです。
４．ちえのわ！（SEO対策）
「検索エンジンでどんな単語が検索されているか？」が分かる無料サービスはたくさんありますが、中でもあまり紹介されず、かつ個人的に好きなのはこれです。
特徴は、関連単語がマインドマップで表示されること。
例えば「テクノロジー」というテーマを調べたとき、「とは」「最新」「ニュース」「未来」「例」「意味」「英語」という第2キーワードが一目で分かります。
これが見えると、「とは/例/意味」「最新/ニュース」「未来」「英語」という4つの顧客像を設定できそうかな、といった検討が感覚的に行えるようになります。
５．Nibbler（自社/競合サイト分析）
自社サイト分析、競合サイト分析の両方に使えるツールです。
サイトのURLを入力するだけで、Nubbler内の19項目の指標に基づいてサイトを評価してくれます。
もちろん「この指標はウチにはあんまり関係ないな」というのもあったりするので、単純に点数が高いからイケてるサイト、というわけではないですが、グローバルではサイトがこのように評価されている、という視点で自社や競合のサイトを見直すことができます。
６．Tableau Public（データビジュアライゼーション）
ビッグデータを可視化するためのツールです。
Excelを使い込んできた人たちにとってみれば、最初は「Excelでいいじゃん、、、」となりがちですが、少し使っているとビジュアライゼーションツールの良さが分かってきます。つまり、インプットデータの自動更新やフィルタの自由度が全然違うので、ローカルで分析するだけならExcelでもいいですが、誰かへの報告を意識すると圧倒的にTableauを選択すべきです。
これまでは、誰かがExcelでごりごり分析→週次会議で報告というのが一般的でしたが、これからはTableauで一度組み立ててしまえば、あとはみんな自分で見たいときに見てね、という業務に変わっていきます。
ちなみに有料版のTableauでは、Google Analyticsをはじめ自動連携可能なデータソースの幅が広がって、まじで最強分析ツールになります。
７．STUDIO（Webページ制作）
ブラウザ上のGUIでWebサイトを作れます。
似たようなツールは昔からたくさんありますが、圧倒的なデザインの自由度と操作性で、デザイン素人の僕でもわくわくするサイト構築ができます。
いまは静的なサイトしか作れないので、事例を見るとアーティストのポートフォリオや、企業のサイトで最終的にフォームがゴールになっているようなものが紹介されています。
いずれログイン機能が作れるようになって、ECやSNSもこれで作れるようになることを期待してます。
８．HubSpot（CRM・マーケティングオートメーション）
Webにフォーム、チャットボットを配置したり、ディスプレイ広告やメールの配信管理を行うことができます。これらのコンテンツをHubSpotとつないでおくことで、フォームに入力された顧客情報やメールの開封履歴などを一元管理できることが特徴です。
顧客情報管理システム(CRM)自体は昔から多数ありますが、最近のトレンドであるWebマーケティングの機能が充実し、しかも無料でかなりの機能が使える、というのが強みです。
他にも様々な無料ツールがありますが、中でも僕が実際に使って「これは！」というものを厳選しました。
ぜひ今後のマーケティングに活用してください。
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