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何でも屋さんとは

ぼくらのnoteで最近出てき始めた

「何でも屋さん」


という言葉。
(おだけくんの記事や、ちかの記事を参照)
今日はこれをぼくなりの言葉で
思いを解説していきたいと思います。



ますばぼくの第1回目の投稿でも話した
学生時代に感じたこと。

「理学療法士ってめちゃくちゃいるよね」


理学療法士は毎年1万人のペースで増えていて
ぼくが卒業した年の2018年でさえ
すでに16万人もいた。
(2023年現在 約21万人)

2025年を境に高齢者の数は減っていくと言われているのに、理学療法士の数はどんどん増えていっている。


そして現状として
理学療法士の約7割が医療機関に勤務している。

もし自分が
"何も考えずとりあえず
病院で働いている理学療法士"
になってしまうと今後淘汰されていくだろうな。


だからこそ
"絶対に誰にも負けないくらい専門性を極める"か
"理学療法×○○" や "理学療法+α"
のどちらかの観点が必要になってくるのでは。

ぼくが魅力を感じていたのは後者。
当時所属していた学生団体を通じて
獣医学生、工学系学生、デザイン系学生、観光学生などありとあらゆる学生団体に声掛けまくってイベントを持ち掛けていました。
何か化学反応が生まれないかな〜って。


できるだけ自分の手札を増やして
いろんな角度から何でも解決できるといいな。
理学療法の知識を持った何でも屋さんって感じ。

ここまでが学生時代の話。



そして社会人になって病院やデイケアで働き始めました。


"病院はとりあえず自宅復帰を
目指す場所であって趣味とかは二の次"
みたいな考え方がありました。
(もしかしたら自分だけかも)

「退院したら山歩きを再開したい」
「体が良くなったらゴルフがしたい」
「旅行してみたい」

こういった患者さんの素敵な願いがあるのに
自分は十分に応えられていない。
自分の力100%でぶつかっていけてない。
今の環境じゃこの人たちを幸せにする
力がないのかもしれない。
ってか、理学療法士ってなんなんだ?
自分のなりたかった姿はこれか?

そしてふと学生時代のことを思い出す。

「そうだ、何でも屋さんやりたかったんだ」


当時の自分が持っていた
理学療法士免許も
福祉住環境コーディネーター2級も
普通運転免許も
漢検準2級も
大好きな地理の知識も
普段乗っている自転車の知識も
キャンプの知識も
やる気も すべて
ただ単に自分のいち側面でしかない。

これらの知識やスキルや気持ちを持った
「土井脩平」というひとりの人間として
目の前の人を幸せにしたい。


自分の持ちうるすべての手札を駆使して
その人が願っていることは何でも
一緒に叶えたい。


それこそが自分にとっての幸せ。
そうして行き着いたのが

「何でも屋さん」

です。


一緒に考えて、一緒に解決していく。
学生時代から色褪せず変わることない。
むしろどんどん強くなっていっている思い。



今やっていることの一例として
片麻痺の女性たちが行う料理教室
不全頸損の人がもう一度うどんの先生になる
片麻痺になって10年、マラソン大会に出場
パーキンソン病の人がデイの中でダンスの先生
そして行きたい場所へ行く旅行

自然と「やってみたい!」
って気持ちになれる場。
そして「できた!」が集まる場。
それをサポートしたい。

そんな場を大好きな地元の岡山に作りたいです。
地域のみんなで何でも解決していく何でも屋さん。


魅力的でめちゃくちゃわくわくする!


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