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ぼくたちの強みって?

来年度デイサービスを作るにあたって
現在はメンバーと話し合いながら
事業計画書を少しずつ作成しているところです。


その中で「自社分析」「他社分析」の
項目がちょうど今です。


他のデイサービスは
どんな変遷をたどって
どんな人が働いてて
どんな人に来てほしいと思ってて
その人たちをどうしたくて
何のサービスを提供しているのか?
それと比べて自分たちは何ができるのか?


書き始める前とは裏腹に、考えれば考えるほど
わけ分からなくなっていくのが現状です。
「自分ならできる!」と満ちていた自信に
客観的に疑いの目を向ける毎日です。
ここを乗り越えなければ事業として成り立たない。

過去の記事
「理学療法士としてじゃなくて、ひとりの人間として目の前の人を幸せにしたい」
とか言ってたけど
自社・他社分析を進めていくうちに思ったのは
「理学療法士って資格はどう考えても強みだ」
ってことです。


そんなこと当然だと思うかもしれませんが
今まで「理学療法士が理学療法だけをやってると生き残っていけない」と思っていた自分にとって
これは割とハッとさせられるものでした。
思考として一段上に上がった、一周まわった感覚。


仕事/プライベート関係なく、いろんな人のことを観察していると
もっとこういう体の動かし方したらいいのに
もしかしたら体のここ悪いんじゃない?
この病気あるならこれ気をつけなきゃね
この人ならここくらいまではできると思う
とか、ごくごく自然とそういった目線になります。
これは理学療法士あるあるだと思います。


資格をとって、たかだか5年ちょっとしか
理学療法に触れてきていませんが
その辺のおっちゃんにはできない業だと自負しています。


ぼくがよく活動している旅行支援なんてまさにその通りです。
この人の身体機能と旅行に対する熱意があるなら
このルート歩いても良さそう
歩行補助具はこれを持って行こう
ぼくが手助けするポイントはここ
がんばって乗り越えてほしいところはここ
などです。


瞬時にその人の心と身体と環境を評価して
それに合った環境設定をしていく
これこそが理学療法士の圧倒的強みだと思っています。


このぼくらの強みを活かして
その人の生活をより豊かにして
やりたいことができるようにサポートする。

そのためには、目の前の人が本当にやりたいことは何なのかを対話から引き出して
そして「やりたい!」って言える空気感と
みんなが互いに応援する雰囲気。
いいよな〜って思います。


ぼくらの強みは何なのかを考えながら
事業計画書を作っていきたいと思います。


今日の写真は、今回のことを考えた場所である京都の鴨川の写真です。
考え事には最適な場所でした。

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