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自分が起業したい理由

9月中盤に入り朝晩はすっかり涼しくなりました。
それでも日中はまだまだ暑くて
いつになったら蒸し暑さがなくなるんだろうと思うと同時に
大好きな夏が終わってしまう寂しさも感じている今日この頃です。
夏が好きなのは、開放的な気持ちになるからっていうのと誕生日があるからです。
楽しいアクティビティは大体夏のものですよね。

さて、前回のnoteでは「デイサービスにこだわる理由」について書きましたが、今回はそのもっと深いところ。
「なぜ起業したいのか?」について書いてみようと思います。
「2025年問題が」とか「医療機関のPTが増えてて」とか言ってますが
そんなことじゃなくそれよりももっと深い、自分の思いの部分。

自分がなぜ起業したいのか。
ひとことで表すなら「感謝されたいから」です。

こう書くと独りよがりで自己中心的に捉えられるかもしれませんが
とはいえ、実際のところはそうかもしれません、、、。

ふと思ったことがあります。
自分が死ぬときにどういう状態がいいかな~、と。
息絶えるその瞬間、何十年の人生をずーっと振り返ってみて今に戻ったとき
「いい人生だったな」と思えるような死に際にしたい。


さかのぼること中学校時代。
小学校のときはクラスでは活発でよく喋るし、中心メンバーとかじゃないけどにぎやかなタイプだったような記憶があります。

そんな自分が中学校に上がり、3つの小学校から1つの中学校に生徒が集まります。
つい最近までクラスでは元気にはっちゃけてたのに、周りが知らない人たちばっかりになった途端に一気にいもって静かでおとなしいキャラになってしまったのです。

そこからは完全にクラスのモブキャラ、クラスメイトDです。
いてもいなくてもいい存在。
行事で事件を起こすわけでもなければ、特別賢くもないしバカでもない。
クラスメイトから名前を憶えてもらえず変な呼び方で呼ばれることも。
所属していたサッカー部ではレギュラーではあったけど、それは人数が少なかったから。
1年生のときの朝練では、1回もパスをもらうことなくミニゲームが終了したこともありました。
合唱コンクールではやる気なく口パクで挑んで2回優勝。

自分、クラスに必要なくね?

こんな自己肯定感激低のモブキャラ学生生活を過ごしたわけですが
高校、大学と進み、学校を卒業しました。
そんな楽しくなさそうな学生生活を送る中で思っていたことは
「誰かのためになりたい」ということです。

「土井くんがおってくれて良かったわ~、ありがとう」
これを言われるためにがんばろう、と思ってきました。

今の自分にできること。
いろんな知識、経験、思いを駆使して目の前の人を幸せにする。
でもそれは誰かが用意してくれた舞台の上でやるんじゃなくて
一から自分が作りあげたもので、そう思ってもらいたい。
自分がどこまでできるか試してみたい。

過去の自分に「モブキャラの学生時代は無駄じゃなかったんだよ」と言ってあげたい。
そういう思いがあります。


死に際に「いい人生だったな~」と思うためには
自分のためだけじゃなくて、誰かのために全力を尽くして
人に必要とされる、感謝されることが必要なのか、と思っています。

起業してデイサービスを作って存続させること。
誰もができるわけじゃないし並々ならぬ努力が必要だと思うんですが
だからこそ自分にとってはやる価値があると信じています。

ただ、薄々感じていることはあって
今の状況でさえいろんな人の協力があっての自分なのに
これからはもっとみんなから助けてもらうことになる。
「自分の力を試す」みたいなのは満たされないと思っています。
でもそれはそれで、新たな熱量への燃料になるとも思っています。

こんなことを考えながら起業に向けて一歩ずつ進んでいきます!


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