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この世の中は全員がポケモンである【物語思考を読んで】

最近、けんすうさんの「物語思考」という本を読みました。

物語思考

この本の中で主張しているのは、

  • 自分は自分というキャラを操作するプレイヤーだと思おう

  • 自分というキャラはどんなキャラで、これからどんな物語りを作っていくのが面白いか考えよう

というものです。

この本を読み終わってふと思ったのが、「世の中は全員がポケモンである」ということです。

世の中は全員がポケモンである

自分でも何を行っているかよくわかりませんが、この世の中は一人ひとりが違う種類のポケモンです。

種類が違えば覚えられる技も能力値もどのように進化するかもまったく違います。

例えばポケモンだと最初に選んだポケモンがゼニガメだった場合、ゼニガメはピカチュウのように100万ボルトを打つことはできません。

どんなにがんばって経験値を積んでもゼニガメはライチュウに進化することはできません。

なので「ピカチュウは100万ボルトが使えていいなあ」と考えることはまったくの無駄です。

ゼニガメはひたすら自分が得意なみずタイプの技をきたえて、カメックスに進化することを考えればいいのです。

そんなことはポケモンをやったことがある人なら当然のように分かることですが、いざ現実世界の自分のこととなると周りと比べてばかりになってしまいます。

現実世界だとなぜかうまく行動できない

「周りの同年代はもっと給料が高いのに」「みんな結婚していくのに自分は独り」そんなふうに自分と周りを比べて劣等感を抱きます。

でもポケモンから言わせてみれば、そんなことはどうでもいいし考えるだけ無駄なのです。

なぜなら、ゼニガメはピカチュウにもミュウツーにもなれないのだから。

ゼニガメはただひたすらレベル100のカメックスになることを考えればいいんです。

自分が苦手なことは他のタイプのポケモンがなんとかしてくれます。

レベル100の自分を目指して物語を作ればいい

物語思考を読んで、自分は自分という世界で一種類だけのポケモンだと思いました。

なので、周りがどうとかは気にせずただひたすらレベル100の自分を目指せばいいのだと気付きました。

今がレベル10でもレベル1でも関係ない。自分が思い描くレベル100の自分に向かって好き勝手に動けばいい。

哲学者のニーチェさんも強くありたいという欲望に素直になれと、超人であれと言っています。

国富論を書いたアダム・スミス先輩も「みんなが好き勝手にお金を稼いだら世の中全体の経済が底上げされてみんなハッピーになるんやで」って言ってました。

ということで、僕はレベル100のTKDを目指してちょっとずつ進んでいこうと思います。今はレベル27ぐらいです。

というわけで短いですが今回は以上です。

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