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【東京→大分ヒッチハイク】初日 用賀インター→岡崎SA(愛知) 《レンタカーバイトのおじさんが実はすごい人だった話》

こんにちは。一昨日から昨日で用賀インターから大分駅前まで友達と2人でヒッチハイクをしたのですが、そのヒッチハイクで出会った方々がすごいおもしろい人ばかりだったので順番に書いていきます。内容的にコンプラやばそうな話もセーブせず全部書きたいので、そういう回は有料化します。

ちなみに一緒に行った友達の名前は「もってぃー」です。このヒッチハイクのnoteに登場します。

今日は一番最初、用賀インターで我々を乗せてくださり、なんと愛知県の岡崎SAまで一気に連れて行ってくださった方のお話を書きます。

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僕はヒッチハイクが初めてだったので、既にヒッチハイク経験があるもってぃーのオススメで、用賀インターでスタートすることにしました。

用賀インターから高速に入っていく車にこんな感じのスケッチブックを見せていきました。

「東大生」って書いたのはイキり感満載ですが、「東大生」って書いとけば、とりあえず悪いやつじゃないと思ってもらえそうだし、あわよくば面白そうって思ってもらえるかなって感じです。東大生と話したいって思ってもらえるかなぁって。使える持ちもんはガンガン使った方がいいですねきっと。

ちな、最初は「方面」をつけてなかったんですが、「海老名」だけだと「ああそっち方面だけど海老名は停まんないわ」みたいな人を逃す気がしたので、「方面」を後付けしました。

もってぃー曰く、車をゲットするには、

・運転手と目を合わせる
・ニコニコする

ことが大事らしいです。

以前、1週間1万円で鹿児島から北海道へのヒッチハイクを達成した人にお話を聞いたのですが、その時に「車は止まってくれる場合、自分の目の前で止まるのではなく、自分を数十メートル通り過ぎて止まる」というアドバイスを頂いたので、

今回は2人でヒッチハイクしてるってのを利用して、

1人が車にスケッチブックを見せるために前方に立ち、その数十メートル後方でもう1人が停車スポット的な意味合いで立つ、という方法をとりました。

それが功を奏したのか、よくわかりませんが、とりあえず30分ぐらいで一度に2台の車が止まりました。

先にとまってくださった方とお話をしていたので、2台目にはめっちゃお辞儀して、1台目の車にのせていただくことになりました。


のせて頂いた時、意思疎通がうまくいかず(「旅の目的」を聞かれていたのに、「目的地は大分です」って言ってた)、めっちゃ怒られた気がしたんですが、上手くいき、すぐにすごい優しくしていただきました。

その方はレンタカーを全国各地に移送するアルバイトをされていて、その日も、朝5時に大阪出発→東京にレンタカーを届ける→東京のレンタカーを大阪に移送する って感じだったそうです。

帰り道の、東京のレンタカーを大阪に移送する段階で我々を乗せてくださいました。

旅とドライブがすごい好きな方のようで、全国各地の温泉や名所を知り尽くされていました。
「あそこの温泉は気持ちいいんだよ」「あそこだと美味しい果物が安く手に入る」「あそこで日本酒を大人買いしたりするんだ」という話を聞かせていただきました。あれだけ日本のことを実体験で知り尽くしているのはあの方くらいなのではないかと思うくらい詳しかったです。ご本人は年の功だと謙遜されていましたが。

話は食事や医療の話題にも飛びました。
スーパーで売ってる肉は抗生剤がやばい、とか、飯は直感で選んだ方がいい、とか、医療はロックフェラー家が儲かるようにできている、とか。
僕が高校の時に、親父の大病や母親の病気をきっかけに色々調べたことと全く同じことをおっしゃってて、すごい嬉しくなりました。世間ではこういう話をすると陰謀論だ、とか言われちゃいますからね。「陰謀論だ」と言われるような事が真実だと推定できるような出来事が身の回りにあると腑に落ちたりするんですけどね。

のせて頂いた方の目的地が大阪だったので、海老名SAより先にいけることになりました。「今日うちに泊まってくか?」とも言ってくださったんですが、僕らはその日のうちにどうしても中国地方まで進みたかったので、泣く泣くお断りさせていただき、岡崎SAに降ろしていただくことにしました。でも泊まっていくことを提案してくださるぐらい、我々のことを受け入れてくれてたのが本当に嬉しかったです。

岡崎SAのいくつか手前のSAかPAで休憩を取った時、Facebookを交換しました。
その際に、名前の読み方がわからず、その方が持っていた、その方の名前が載っている紙を使って読み方を説明していただきました。

その際に使われた紙に「カイロプラクティック連合会」と書いてあってその方の名前のところにとんでもなくえらい役職名が書いてありました。

僕はカイロプラクティックというものの名前を聞いたことがあったので、びっくりして カイロプラクティックやられてるんですね!と話題をそちらに持って行きました。もってぃーはカイロプラクティックを知らなかったので、その方が説明してくださいました。

その説明が、最近自分のテーマにしている「身体」とめちゃくちゃ繋がっていて、感動を覚えました。「陰謀論」と言われている事の話や、飯を直感で選ぶ、と先ほどおっしゃっていたのにも納得いきました。

これは僕がヒッチハイクの旅に、目に見えない謎の力を感じた理由のうちの1つでもあります。偶然にしてはすごすぎる。それに自分と深く繋がるようなことがこの方だけでなく、複数回起こりました。何者かに導かれていたような気がします。

ちなみに、その方はレンタカーを届けに東京に行った際、本郷三丁目(東大本郷キャンパスの最寄り)に行ったらしいです。

「すごいご縁ですね」と僕がその方に言ったところ、「求めれば、あちらからやってくる、そういうことだよ」とおっしゃっていて、それが今の自分にすごい腑に落ちています。

また、将来についての話題になったとき、僕が「どうするかわかんないけど、まあ流れにのってなるようになるよな」みたいなことを言ってたら、おじさんに「ゴムボートに乗って川を下るのと、タイヤのチューブに捕まって川を下るの、どっちが速いと思う?」と聞かれました。

これ、答えはタイヤのチューブだそうです。なんかタイヤのチューブに捕まって川下りしたひといるらしいです。すごいですね。

おじさん曰く、ゴムボートは前と後ろを定めてるから余計な力が働いて上手く流れない一方、
タイヤのチューブに捕まって流されるのは、前も後ろもなく、ただ葉っぱと同じように流されるので、川の流れる力に最大限乗れるゆえに、タイヤのチューブに捕まった方が速いらしいです。

これでおじさんがなにを言いたかったかというと、無理に何かをしようとするよりも、流れに乗る方が物事が上手く運んだりするよ、ってことですね。川下りの最中に「こっちが前なんだ」っていって回転するのを無理に留めようとするのではなく、回転するならさせておいた方が速く下れるってことです。
ただし、目的地は必要だと言っていました。何もゴールを持たずに流されているとただ流されているだけなので、
出発地と目的地は設定して、後は流れに任せるってのがいいって言ってました。

僕も以前、合気道の先生から、災害とかで川に流されてしまった人の中で、生存するのは川から頑張って脱出しようとした人ではなく、気絶しちゃったりしてただただ流れるように流されてたひとらしい、ということを聞いていて、
やっぱその時の流れに身を任せるってのは川に限らず大事なことだよなぁって思っていたので、おじさんの話を聞いて結構嬉しかったです。

ちなみに、ヒッチハイクを終え、大分駅前の市民スペースみたいなところで涼んでいたところ、この方からご連絡がありました。

「人生こんなもんよ!
設定が大切、しかし細かい点は天におまかせ
昨日話したタイヤで川下り、ゴムボートの前とかを決めない、
間違ってたら病や災難で教えくれる。
自身の弁当箱の世界から抜け出せ、壁はいつでも壊せる、だって自身がその前壁を設定してるだけ。
楽しんで下さい」

本当に有難いお言葉です。
旅では神様に出会うと聞いたことがありますが、まさにこの旅最初の神様だったと思います。

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とりあえずこんな感じですかね。後から思い出して加筆する可能性もあるのでよかったらまた見てみてください。(8/14加筆しました。)

本当にありがとうございましたm(_ _)m


では、今日のnoteはこの辺で、ばい。

次なんか面白いことやるように使おうと思います。 もらえたらめちゃくちゃ喜びます。 サポートの際、これやってほしい!みたいなのがあれば反映されるかもです。