シンジラレナイ〜「北海道日本ハムファイターズ特集展示 東京時代のファイターズ」に行く。
こんにちは。コダカです!
常駐しているツイッターを眺めていると、ググッとくるつぶやきが回ってきました。
「北海道日本ハムファイターズ特集展示 東京時代のファイターズ」
最初見たときスマフォをスクロールする手が止まりました。
元ファイターズ監督のヒルマン氏じゃないですが、
「シンジラレナイ〜」です。
由緒正しき野球殿堂博物館で、なんと!ボクの応援チーム北海道日本ハムファイターズの特集。しかも一番球場に通っていた東京時代のファイターズの特集をするって言うじゃありませんか!!
まさにボクのための企画と錯覚してしまうほどの特集展示です。
◇
ハヤる気持ちを抑えつつ野球殿堂博物館の説明から始めたいと思います。
野球殿堂博物館。
野球ファンでない人はピンとこないかもしれません。
場所は東京・文京区東京ドームの中。
東京ドームに通っている野球好きでも、存在は知っていても行ったことがない人は結構多いと思います。
歴史は古く後楽園球場に隣接した場所に1959年6月12日に開館。
野球の発展に貢献した功労者を表彰しそのレリーフが並ぶ野球殿堂、プロ野球に留まらず少年・学生・アマ・メジャー多くの競技団体カテゴリーに関わる野球の歴史やオリンピックをはじめとする国際大会の資料・野球用具を展示する常設展の機能を有し、
また、50,000冊のスポーツ図書を有する図書館を機能を併設しています。
1988年3月17日東京ドーム建設に伴いドーム内の現在の場所に引っ越しました。
ボクも数年前、仕事のため何度か利用したことがあるのですが歴史を超えて収集された資料と豊富な文献数に圧倒されました。日本野球を後世に伝える宝仏殿、野球文化の根幹ともいえる施設です。
さぁ、説明はこのあたりにして、とりあえず行ってきました。
思い立ったが吉日すぎて、今回は次の予定までかっちり1時間しか滞在できません。
受付で入場料を払います。
ここでファイターズのファンクラブカードを見せると割引、さらには特典でポストカードをもらえます。
おお!この人の!という内容なので同志の皆さんは楽しみにしてください。
あと、場内案内のパンフと一緒に頂いたのがプロ野球手帳2022。
選手名鑑はシーズン前にあらかじめ購入してあるのですが、こちらの手帳は薄く見開きで選手と成績が載っているので一目瞭然。観戦時とても使いやすいだろうなーと思うのでカバンに常備することにしました。
さて、時間がない。先を急ぎます。
ドキドキして階段を降りて行くといきなり目の前に現れたケースには、
ファイターズOBでアメリカメジャーリーグエンゼルスの大谷選手の打撃プロテクターが一式が!
あ!見たことある!すごい!本物だ。
当たり前です。ここにあるものは全て本物なんです。
歴戦のスーパースターたちの道具たちが所狭しと並んでいます。
5分は軽く経過したところで気がつきました。
いかん。今日はこれが目的ではない。
オオタニサンまた今度ね。と後ろ髪を引かれる思いで歩を進めると目の前に広がる特別展示。
あああああああ!!!
いっぱいある!
名将ヒルマン(監督)さん!
あああああ!天才スラッガーガッツ小笠原(選手)!!!
グァぁぁあ!打てるキャッチャー田村(捕手)!!!!!
エース津野(投手)!!!!
ミスターファイターズ・コユキ(田中幸雄選手)さん!
う、ウインタース選手(気を失う。。)
トレンディエース西崎投手、ノーヒッター柴田投手、抑えの松浦選手、ボンバー古屋選手、リードオフマン島田誠選手、走攻守揃ったセカンド白井一幸選手、鉄人・下柳投手、優勝請負人江夏投手…まさに記憶にも記録にも残る選手たちと苦楽を共にした野球道具が並んでいます。
憧れの選手たちのバットやグラブを目の前にして、
誰も周りにいないことをいいことにギャーギャーです。
ギャーギャー。
それと時を同じくして子ども〜学生時代の記憶がパァッと蘇ってきます。
ユニフォームや野球用具は不思議なものです。
アートと決定的に違うなーと思うのが、
見ている観客により用具に対してストーリーが構築されます。
つまり、子供の頃好きだった選手が観戦に行った時にHRを打ったバット。
あの時一緒に見に行った人、その時の会話、球場の匂い、飲んだコーラの味…様々な思い出がプレビューされるのです。
これは終わりません。いくらでも見ていることができます。
しかも目の前の大型ビジョンでは後楽園球場だけで開催された伝説の日本シリーズ、1981年の巨人vs日本ハムが流れています。
なんと総尺約50分!
ダイジェストだけど素晴らしい!
思う存分堪能したい。
でも、この時点で残り時間は容赦無く減っており、第2試合ぐらいまでしか見ることができません。ああああ、岡持(選手)!!!
そう、今日は予定が迫っているのです。ケツカッチンなのです。
泣く泣く特別展を後にします。
膨大な量の常設展示も日々更新されていて、先日話題になった千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希投手の完全試合パネルや昨年の東京五輪のものも既にあります。
その中でもここにきたら必ず見てほしいもの。
それは…。
世界のホームランキング王貞治選手が特訓に用いた日本刀!!!
あの荒川コーチと一本足打法を完成させるため二人三脚で畳が擦り切れるまで素振りした日本刀ですよ?
信じられます??
今そこにある伝説。
何度も見ても、いちプロ野球ファンとして感動します。
◇
ここまで駆け足で回ってきましたが、満足しました。
やっぱり1時間じゃ足りませんね。また特集展示期間が終わる前に行こうと思います。
そしてポストカードや割引も受けたので浮いた分お土産を購入。
売り上げの一部が緑化活動に割り当てられる2022年グリーンリストバンド。
試合で選手がしているのを見かけますよね。
◇
昨日から東京ドームの北海道日本ハムファイターズの公式戦開催なので多くの人が行くのでしょうか?
あと、ファイターズファンのため!(と思っています笑)ありがたいことになんとゴールデンウイークも開場するとのこと。
普段仕事や遠方で行けない人もチャンスかもしれませんね。
この機会に行ってみてはいかがでしょうか?
オススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
野球殿堂博物館
開館時間
平日 13:00~17:00
土日祝 10:00~17:00
※東京ドームでプロ野球開催日は18:00閉館となります。
※入館は閉館時間の30分前までとなります。
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間が変更となっております。
休館日
月曜日(但し、祝日・東京ドーム野球開催日・春・夏休み期間中は開館)、年末年始(12月29日~1月1日)
ゴールデンウィーク期間中の開館時間等のお知らせ
4月29日(金)~5月1日(日) 10:00~18:00
5月2日(月) 休館日
5月3日(火)~5月5日(木) 10:00~17:00
5月6日(金)~5月8日(日) 10:00~18:00
※最終入館は、閉館時間の30分前まで
(公益財団法人野球殿堂博物館公式HPより引用)
※休館日等最新の情報は公式HPを確認してください。
参考リンク
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。