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予想外の業界への就職「企業探しは、とにかく説明会へ出ること」サクサクさん(1/5)

サクサクさんプロフィール

もともと教員志望だったが、民間就職を選択し出版業界志望から旅行業界の会社に内定。

サクサクさんnote:サクサク|note

就活の結果

ー就活の結果を教えていただいていいですか?


『まずES出したのが、15、6社。大きいところから小さいところまで出して、あと他ちょこちょこって感じで。最終まで行ったのが本当に今内々定でもらってるところ一社だけです。』

ーそこから内々定もらったら終了したって感じですか?

『なんかそれが早期で。内々定もらった会社が結構志望度が高いところだったので、他の会社受け続けても結局そこに決めたなって言うところがあったので、途中で辞退っていう感じでした。』

業界の決まり方

ー就活はじめたころは、どういう業界がいいなと思ってました?


『出版への憧れがあって「出版がいいな」みたいな感じから始まったので、本を読むこととか文字が好きだったから、「本が作れたら楽しいだろうな」っていうことを思ってました。』

ーどういう種類の本が好きでした?雑誌とか、小説とかだと。


『ジャンルは本当に幅広くっていうので、編集者に憧れがあったりしてました。漫画は読まなかったので、漫画の編集とかはあんまり興味なかったんですけど、単行本や文庫本とか新書とかすごい好きなんで、いいなと思ってて。』

ーじゃ、何かしらの活字に携われるのが良いな、みたいな感じだったんですね。


『そうですね。』

ー最終的にはどの業界になったんですか?


『最終的には旅行でした。』

ーあ、旅行なんですね。


『はい。』

ーどういう経緯で出版から旅行までいったんですか?


 『結論から言ったら、そのグループ会社として出版を持ってる会社なんですね。
 
なので、長く見たときに、自分は旅行会社で働くけど、本を作りたくなったらそこに移りたいなと。』

ーそういうことなんですね。

 
『出向みたいなシステムがあって、「もし出版やりたくなったら移れるね」みたいなことを人事の方と話して、そこで決めました。』

企業さがしは、とにかく説明会に出ること

ー企業をどうやって知っていったのかっていうのを聞いていきたいんですけど、知名度とかっていうのは気にしました?


『なんか本当に元々教育も目指してたから、全然中小企業とか全然知らなくて。だからもう、「知り合いの家族が働いてる」とか「めっちゃ誰でも知ってるよ」とか、それこそ大手みたいなところは凄い見てました。
 
そうやって就活を進めていって、「大手の中でこんなグループ企業あるんだ」とか、「このシステムってここがやってるんだ」って気づいてったって感じです。』

ー就活をやりながら大手の子会社みたいなところに目が向いて、それでいろいろ固まってたみたいな感じですか?

『結局はやっぱり「知名度あるところ」で、っていうところが勝って。「自分がどういうところで働きたいか」ってなったら、有名なところで自分が働くってのがちょっと憧れますし、自分がそこで働けたら、自分の次のキャリアとかでも、良いところ行ったりとかもできるので。

なんでも頑張れるんだったら、なるべく高いところを目標に頑張ってみたいなと思って。』

ー例えば、どこどこ業界に行きたいよりも、とにかく大手を目指したみたいなタイプですか?それとも「やりたいことがないんだったら極力行きたいな」、みたいな感じでした?


『いや、どうだったんだろう。内定した旅行会社はインターンを受けて。その会社のやってることが自分のやりたいことみたいなところにすごい似てるって思って、達成できるビジョンみたいなところが「それができる職業や事業ってなかなかないよ」みたいなところで、そこにすごい共感したので。

最終的にそこに決めたって感じで、最初からめっちゃ大手に行きたくて、それに向けた就活をして、という感じではないです。
 
出会った企業にめちゃめちゃ共感できて、「そこに行くにはもう頑張るしかない」みたいな感じでした。』

ーじゃあ最後ここ行きたいなと思ったら、結構OB訪問とか、そういうところで頑張ったみたいな感じですか?


『そうですね。ちゃんと社員さんと話したりとか、調べたりとか。』

ー内々定出たところ以外のところでも、就活始めてほやほやの頃とかっていうのは企業ってどうやって探してましたか?


『とにかく説明会に出てました。』

ーアプリ使って逆オファー待つみたいな感じじゃなかったですか?


『一回逆オファーも使ってたんですけど、その、教職を辞めたけど、教育にどこかで携わりたいって思いがすごいあって。教育者ではなくても、どっかで教育を支える立場でいたいという思いだったので、オファーが来た会社が合わなくて。
 
運輸とか、けっこういろんな業界から来るから、その中からなんかこう興味がある所を選ぶっていうのも、なんかちょっとすれ違ったところがあって。』

ーあんまり興味の湧く業界とか会社からはオファーが来なかったので、それで自分から動くってことで、説明会とかめっちゃ出たみたいな感じですか?


『そうです。』

ー説明会ってどうやって探してました?


『基本的に就活ナビサイト使ってて、私は○○ナビ派(最大手の方)でした。その中から探す感じですかね。あとは結構、、○○キャリアがリアルタイムじゃなくてもオンデマンドで見れるのでめちゃめちゃユーチューブで見てました。
 
結構、その業界を知ろうと業界研究の動画見たりとか、そういうので進めたりしてたかもしれないです。』

知名度は低かったけど、魅力的な会社

ー就活をして行く中で知名度低いけど、これはいい出会いだったなみたいな企業さんとかってありました?


『出版社の中でも、私が最終的にここに進めていこうと思ったのが、教育系の学習参考書の、大学受験の参考書作ったりとか、小学校で計算ドリル作ってる会社とか、そういうところで。
 
みんな使うけど、あんまりまあ、会社の知名度としては高くない、中小の本当に学生に特化した出版社みたいなところは、業界内では知名度は高いけど一般ではあんまり知られてないところでした。
 
自分のやりたいことに近いし、知名度は低いかもしれないけど、その業界の中だったら高かったので良い企業だったなと思います。
 
一個に強みがある会社は結構魅力的だなと思います。』
 

ーあんまり知られてない会社だけど、やりたいことは「どうしても教育に関わりたい」っていう軸があって。で、事業内容がかなり近くてって感じなんですね。


『そうですね。
 
自分が教えるのはちょっとなんか違うっていうのを塾講師やめた時点で気づいて。でもやっぱり塾とか子供に携わりたいなあっていうのがあったんで、何かしらの方法で。

教育を支える…なんか、子供を支えるのでも良いし、先生を支えるのでも良いし、学校を支えるでもいいから、とりあえず自分が携わる事業の一つでも教育に触れ合えることができたらいいな、とおもってました。』


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