見出し画像

【MBTI】N型の私がS型の母と上手く付き合える理由

こんにちは、シュリです。
私は自認MBTIはINFJ-T、心理機能診断ではENFJと、どちらにせよ「N型」であることに違いはなさそうな診断結果。

友人にはS型の子たちがほとんどで、N型としては窮屈さを感じる環境。

母もS型(ISTP)で、私の経験上、居心地としてはあまり良くないと感じるはず・・・
しかし、特に居心地の悪さを感じることなく上手く付き合えている。

今回は、なぜS型である母となら上手く付き合えるのかを考えてみた。


S型と話すときに感じる壁

特に最近感じるようになったことだが、「N型は本当に飛躍した想像力を日常的に働かせていることが多い」と思うことが増えた。

無意識だけど、目の前にあるもの、耳に入ってくる音、嗅覚を刺激するニオイ・・・
自らの五感を刺激するものに対しては、何かしらの関連事項を考えている。

そしてテレビで流れるニュースをみて、「もしかして、この人はこんな考えを持っていたからこうなったのかな」「この事件の背景には、こういったものもあるんじゃないかな」なんて、答えのない想像を働かせるのもN型の特徴じゃないかと思う。


じゃあもし、上記のような想像を働かせた、答えのない話をS型にしてみるとしよう。

S型「この人は『こういう考えをしていた』って言ってるんだから、それまでじゃない?」
S型「犯人が『こういう動機だった』って言ってるじゃん」


そう、ただ現実的な話をベースとした返答を受けるだけになると思う。
私がそうだった。S型の人とは「もしかしたら」なんて話で盛り上がることがそう少ない。

ISFJの友人がいるが、「もしかしてあのアイドルって、〇〇に納得いかなくて事務所を退所したのかな」と想像での原因を考えて伝えてみたところ、「いや、あの人は思うように活動できなかったから辞めたんでしょ。それが全てじゃない?」と返答があった。
友人はFのはずなのだが、Tが強いような、若干理論で攻め立てられる雰囲気もあり「そうそう、これがしんどいんだよなあ」と思ってしまったのも事実。
私としては答えは求めておらず、お互いの想像力を働かせた「もしかしたら」という内容で話がしたいだけだった。

つまりN型の私が感じるS型との壁は、想像をベースとした話で一切盛り上がることができない、ということ。
これが自分に虚無感を背負わせる一因でもあるかもしれない。


なぜS型の母とは上手く付き合えるのか

早速本題の結論に入るが、S型の母と上手く付き合える理由として、「N型である私の想像力を尊重して話を聞いてくれるから」だと思う。

やはり母娘であることもあり、MBTI診断なんてものが流行る前から母は私の果てしない想像力に付き合ってきてくれた。
基本我が家はみんな無口な方だが、私は人一倍話をしていた。それも、想像上の話。

例えば「人はなぜ働くのか」「人はなぜ傷つけあうのか」「結婚する意味とは」といったことや「人はなぜおならをするのか」と言った生物学的なことまで。どこかへ移動する車の中などでも、ずーーーーーっと話していた。

それは母や他の家族(ちなみに私以外はみんなS型)に答えを求めているのではなく、話を聞いてほしい、あわよくばあなたの考えも聞かせて、みたいな雰囲気で話をする感じ。自分の頭の中では、「なぜ?なぜ?ワールド」が形成されていたかもしれない。


それが私の小さい時からのベースとして母の中で確立されていて、だから突拍子のない「もしかして」を私から聞かされても「そうね〜それは〇〇だからじゃない?」と付き合ってくれるのだと思う。
母が私に付き合ってくれるから、私も居心地が悪いとは感じない。


MBTIが全てではないけれど、似たもの同士が集まれば楽なのか?

もちろん、S型とは一切仲良くなれない、なんてことはないのだけれど、やっぱり同じような考えを持つもの同士が集まった方が安心できるというか、盛り上がるというか、楽しいというか。

N型のワールドをS型の現実性でぶった斬られた日には、それはもう。
私の場合は立ち直るのに数日はかかる。

うーん、それでもやっぱり、現実世界からかけ離れた内容を想像して考えることほど楽しいことはないのかもしれない、とも思ったり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?