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ギリシャ②〜アテネの街と近代オリンピック〜

アクロポリスの丘の周辺を巡り、古代ギリシャの雰囲気を感じた。
次は、アテネ市内をバスや徒歩でいく。


アテネの街

いつもの観光バスに乗り、街を適当にぶらり。

Hop-on Hop-offバスは、前回乗った時のレシートを見せると半額になるので、お得に利用することができた。

バスには4つの路線があり、市内から郊外までの幅広いエリアをつないでいる。

どのバスに乗ろうか迷ったすえ、市内を各所を巡る路線と郊外の有名なビーチなどに立ち寄る路線に乗ることにした。

パナティナイコ競技場

はじめに降りたのは、第1回近代オリンピックのメインスタジアム「パナティナイコ競技場」。

1896年に開催された第1回近代オリンピックのために古代の競技場を再現する形で建てられたものらしい。

その古代の競技場は、紀元前4世紀ごろにアテネの守護神であるアテナに捧げられた祭典「大パナテアイア祭」のために建造されたということ。

ちょうど東京オリンピックを見て、世界の人々がスポーツとか1つのことで楽しめるっていいな、と感じていたので、少し感慨深い気持ちになった。

アテネ国立庭園

競技場に隣接する巨大な公園。

緑が豊かで誰でも気軽に立ち寄れる場所だ。

アテネの街の中心部に位置し、東西南北どこに行っても観光名所にあたる。

公園内の池
緑のトンネル
オレンジだろうか

ザッペイオン

公園内を歩いていると突然出くわす立派な建物。

第1回近代オリンピックでは、フェンシングの競技会場として使われた。

その後のアテネオリンピックでも選手村として使用されている。

歴史を感じる神殿スタイルの建物だけど、どことなくモダンな雰囲気を感じる。

ミトロポレオス大聖堂

庭園を抜け、アテネの中心地・シンタグマ広場のあたりをぶらり。

なんとなく路地を進んでいくとミトロポレオス大聖堂に辿り着いた。

大聖堂がたたずむ広場にはオレンジ色の花が咲いていて、周辺の景観も美しい。

ミトロポレオス大聖堂は、ギリシャ正教会のアテネ最大の教会だ。

クリーム色の外観のうち、正面入口上部にある金色のモザイクが目を引く。

内部は、金色と青色、クリーム色の3色で彩られ、金と青のコントラストが荘厳さをさらに引き立たせている。

窓のステンドグラスも鮮やかながらも室内の雰囲気を壊さない絶妙な色彩感覚。

ここはアテネに来たら訪れるべし。

パンタナサ聖堂

ホステルの最寄りにあるモナスティラキ駅前まで戻ってきた。

駅前の広場を訪れるのは、ギリシャに到着した日以来2度目。

1度目はホステルに直行したため、ほとんど素通りした。

観光客がひしめく広場にこじんまりとした建物がひとつ。

10世紀ごろに建てられたというパンタナサ聖堂だった。

広場より一段低くなっている入り口から入ると、途端に昔のギリシャにタイムスリップする。

壁や天井に描かれた絵を見れば、どれほどの時を経てきたのか一目でわかる。

あとがき

アテネの街をバスに揺られながら眺める。

ギリシャは本当に良いところだ。

バスで海沿いを走る

途中でドクターフィッシュがいる湖にたまたま辿り着いたが、予想外の発見だったことと、時間的に厳しかったので行かなかった。

あとあとドクターフィッシュに角質を食べられる体験をしてみたかったな、と少し後悔した。どこかでやってみたいものだ。


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