今更ながら『五等分の花嫁』を最後まで見てみました。
結論、最高でした。
生活していると、あらゆる場面で思い出してしまうくらい私にはとても刺さるアニメでした。
漫画原作ではありますが、私は漫画は読んでいません。
アニメから入った私は、原作ファンの方から叱られるかもしれません。

それでもアニメにはアニメの良さがあるはずです。
アニメから入ったので、漫画から入る方の、「このキャラクターならこんな声かなー」というのはなかったものの、とてもキャラクターと声がマッチしていると思います。

誰推しか？

そして、よく話題に上がるのが「どの5つ子が好きか」ということ。
いろんな意見があって、どのキャラクターも魅力的ですよね。
でもわたしは三玖が好きです。
人気ランキングでも大体1位か2位にランキングしている大人気のキャラクターと言ってもいいでしょう。
私もあの健気な姿がとても愛らしく、見てるこちらまでキュンキュンしてしまいます。
そして、三玖はオタク気質で、引っ込み思案。でも、やる時はやる女の子です。
風太郎の気持ちに気付いてからは、少しずつアプローチする姿がとても可愛かったですよね。

特に修学旅行中の「好き」は痺れました。
不意に自分に来る「好き」というのは一瞬思考が止まります。
そして、「え、あ…じ…自分か、、」となり、その後の「自意識過剰くん」…！
どぉぉぉああああああ！！
三玖さん、それは卑怯すぎますて～！
というように素晴らしく尊い三玖ですが、私が三玖を好きな理由に別の理由もあると思いました。

三玖の好きなところ

三玖は消極的な陰キャです。
そして、私も陰キャです。
陰キャにとっては、人と話したり、何かに挑戦するというのはとてもストレスのかかること。
その根本には、基本的に「自信がない」ことが理由にあると思います。
そして、他人の目を気にし過ぎてしまう。
三玖の場合は、自分に自信がないうえに、5つ子なので、みんなと平等じゃなくてはいけないと思い込んでいました。そして、不器用。
そんな三玖は、風太郎になかなかうまくアプローチすることができません。
しかし、一花や風太郎、二乃のおかげで段々と自分の気持ちに正直に、そして大胆になっていきます。

そして、私。
私はそんな姿に心を打たれました。
健気なその姿に。
三玖がどんどん成長していく姿は私たちの心を動かしました。
私はそんな三玖にある感情を抱きました。
それは、憧れ、羨望の感情です。
三玖が羨ましく感じたのです。

三玖がどんどん離れていく

三玖が変わっていくにつれて、自分のもとから離れていってしまっている気がしました。
言うならば、同じ陰キャ仲間だった友達が、陽キャのクラスメートと知らないうちに仲良くなっていたように。
しかし、私は彼らのその姿に、嫉妬とともに、どこかで憧れていたのです。
三玖がどう変われたのか。
それは当たり前ですが、「行動したから」です。
行動するには勇気が必要です。
勇気を持つためには自信が必要です。
三玖は自信がなかった。
三玖はいろんな人から自信をもらい（これも三玖の力ですね）、行動をすることでさらに自信がついていきました。

しかし、自信があっても何もやりたいこと、したいことがなければ行動は起こさないでしょう。
三玖には目標がありました。
「風太郎と付き合う」という目標が。
私たちは目標をもって、自信を付けていけばどこまででも進んでいける、そんなことを三玖から学びました。
三玖の可愛さ・不器用さ・大人しさ・勇気すべてが好きなのです。
三玖からはいろいろなポジティブな感情をもらえます。
本当にありがとう。
私も頑張ろうと思います。

四葉が泣かせに来る

そして、5つ子みんなそれぞれ良いところがあると思いますが、私は四葉に泣かせられました。
1周すべて観てから、2周目を観ると、いろいろと思うところがあります。
いろんなところに伏線が張り巡らせてるんですよね。
まあ一番泣かされたのは、∽の四葉ですけどね。
アピールしてなかっただけで、そんなに風太郎のこと思ってたのかよっていう、、、
アニメの見せ方もとても素晴らしかったですね。

2024年、五等分の花嫁にとっては、5周年みたいですね！
さっそく激アツ話も出ているようなので、楽しみにしたいです。
まだまだ終わりそうにないので、私も止まれません。