見出し画像

絵画的風景写真の構図・後処理(レタッチ)解説(その4)

こんにちは。朱門 (@shumonphoto, instagram.com/shumonphoto)です。
今回も引き続き、"絵画的風景写真"の話です。
前回までの記事を読んでない方は、ぜひ先にそちらを読むことをオススメします。

前回までのおさらい

画像1

前回までは、作品を見たときに、まるでその場にいるような疑似体験を作るためのポイントとして、「没入感」と「印象の再現」が両方が必要ということ。そのうちの「没入感」を得るために構図・奥行きが重要という説明をしてきました。
構図・奥行きに関しては、撮影時に考慮し実践する必要があることですが、「印象の再現」のために必要な記憶色、細部の再現は残念ながらカメラ単体でRAW撮影しても実現することが難しい部分になるため、PCでのRAW現像時や後処理工程で行う必要があります。
今回は印象の再現に必要な要素の説明と、後処理工程時のテクニックを紹介していきたいと思います。

印象・記憶の再現

スクリーンショット 2021-07-25 10.54.58

ここから先は

1,818字 / 14画像
この記事のみ ¥ 680

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?