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営業って素晴らしい

今週もまた一週間が経ちました。
気づけば5月も残すところあとわずか。

東京に出てきて属するコミュニティが会社だけになってしまい、気を引き締めて自分から動いていかないとどんどん置いていかれるなあと思う今日この頃です。

そんなこんなで井の中の蛙になるのが危機感でしかなかったので、昨日MOA大学というめちゃくちゃ面白いところに参加してきました。

一度代表の方とお話をして、とても素敵な方で参加を決めたのですが、登壇者も参加者の方々も面白い方ばかりでとても良い時間でした。

興味がある方はご一報を。

そんなことがあったので、それについて書こうとも思いましたが、現在弊社では営業研修真っ只中。僕が学生時代に営業をしていたということもあり、今日は「営業」について書きたいと思います。

僕は、大学時代にBtoC営業を約1年、BtoB営業を約半年ほど経験しました。

結果的にその経験がいろいろなところで活きているので、特に大学生には営業をやってみることを強くお勧めしています。就活生なんかは今からでもやるべきだと思っています。

しかしながら、なんせ営業は奥が深い

世間一般では「喋りが上手な人が営業がうまい」つまり営業力=コミュニケーション能力というイメージがあるかもしれませんが、『喋らない営業の技術』という本がある様に、必ずしもそういうわけではありません。深いですね。

なので僕みたいな人間が営業力について語るのは差し出がましいですが、少なくとも営業をしていて「こんな良かったことがあるねんで」というのは語ることができます。

結論から言うと僕が学生に営業をお勧めするのは、営業を通して普遍的且つ汎用的な能力を身に付けられたと考えるからです。

営業には仕事のエッセンスが詰まっています。

そんな中でいわゆる能力として身についた力が3つあるので、今日はそれについて書こうかと思います。

その① : 考える力(クセ)

営業の中でも僕は特にテレアポやBtoC営業など数を多くこなせる営業をお勧めしています。理由はシンプルで、お客さんと接する機会が多いためPDCAを回すスピードが圧倒的に早いからです。

PDCAを回そうとすると必然的に考える機会が増えます。

例えば、電話営業で一度電話をして断られたとすると、自然と「なんで断られたんやろ」と考えるはずです。「なんで」を考えると必然的に次は「○○だから断られんかな」となります。すると勝手に「じゃあ次はこうしよう!」となり、自然と仮説実行検証が行われます。

初めはもちろんそんなに簡単なことではありませんし、わからないことだらけでイライラするだろうし、頭がパンパンになるかもしれません。

でも、例えば一日に100社にテレアポしたとすれば単純計算で100回PDCAサイクルを回せることになりますよね。

それをひたすら続けていけば嫌でも考える力がつきます。

そうなれば勝ちです。
そうやって考えることを続けるとそれが「クセ」になります。

例えが雑かもしれませんが、小さい頃は嫌だった歯磨きも大人になればしないと気持ち悪いですし、当たり前のことになりますよね。

それと同じで無理矢理にでも考えることを続けていれば、それがクセになり当たり前のことになります。

するとどうなるか。

営業じゃない仕事でも、日常の些細なことでも、勝手に頭の中で思考が回り始めます。常に何かに対し疑問を持ち、何かに対しての改善を考えるなど、もう不思議なくらい頭が働きます。

もちろん詰まったり考えきれないことも多々ありますが、僕は営業を通して考えるクセが身についたおかげで、本当にいつも何かを考えるようになりました。

そのおかげで、物事に取り組むスピードが早くなりましたし、何かについて意見を求められた時も瞬時に引き出せるようになりました。仕事をしていても「どうすればもっと良くなるのか」をひたすらに考えられるようになりました。

これは間違いなく僕自身の大きな財産になりました。

その② : 伝え方

二つ目は伝え方。

当たり前ですが、営業では商品やサービスの魅力を相手に端的に伝えないといけません。

しかし、誰しもが同じ伝え方で響くとは限りません。

その商品自体の魅力を知りたい人もいれば、その商品が他の商品とどこが優れているのか聞きたい人もいます。商品が作られた背景やその会社の持つ理念を聞きたい人もいるかもしれません。また内容だけでなく、結論からさっさと話して欲しい人もいれば、じっくり説明して欲しい人もいます。

つまり、相手に合わせて伝え方や話し方、内容を変えないといけません。

①の考える力にも通ずることですが、数をこなせばこなすほど、伝え方について考えないといけませんし、経験を積むことで感覚値としてどんな伝え方が適切か判断できる様になります。

これは仕事だけじゃなく、普段でも活かすことができますが、特にプレゼンなどで、人前で話す時に大きく活きています。

どんな構成にすれば伝わりやすいか?
どんな話をすれば響くか?
どんな話し方をすれば聞いてくれるか?

時と場合によって臨機応変に対応できる様になりました。

プレゼンに関しては、光栄なことに褒めて頂くことが多いですが、まだいまいち言語化ができていないので、少し考えてまとめてみようと思います。

その③ : 胆力

最後はシンプルに胆力です。
完全に精神論ですがもうびっくりするくらい強くなります。

営業してたら断られることも多いですし、うまくいかないことも多々あります。そんなことを繰り返していれば。そら強くなりますしやったろう精神も身につきますよね。

ちょっとやそっとでは折れなくなります。笑

まとめ

ざっくりと僕が営業に感じた魅力をまとめてみましたが、やっぱり何かの魅力を伝えるのは難しい。こうやって文章にしてまとめるのは自分の一生の課題になりそうです。笑

いざ振り返ると、学生時代は留学やら海外インターンやら営業やら起業やら就活支援やらいろいろやって来ましたが、何をやって一番良かったか聞かれれば間違いなく即答で営業と答えます。

営業をしていなかったら今の自分はいないと言い切れるくらいです。

営業は否が応でも成果が数字として出るので現実を突きつけられることもありますが、その分うまくいった時は視覚的に自分の成長を実感することができ、それが自信にもなります。

世間、特に就活生の営業に対するイメージがすこぶる悪いですが是非とも食わず嫌いせずに一度やってみて下さい。間違いなく良い経験になります。就活のネタにもなりますし面接にも活かせます。笑

宣伝になりますが、関西には昨年設立した学生だけで営業委託を請け負っている会社があるので興味があれば是非一声お声掛けください。笑

ということで営業研修も残り2日なので張り切って行きたいと思います。

みなさん明日からまた頑張りましょう!

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