Shunichi Kanamori

1987年生まれ/本を買うのも読むのも好き/柏レイソル  ※この「note」での発信内…

Shunichi Kanamori

1987年生まれ/本を買うのも読むのも好き/柏レイソル  ※この「note」での発信内容は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

最近の記事

【読書日記】冒険歌手 珍・世界最悪の旅』(著者 峠恵子)

2016年の最初に読む本は、この1冊にしたいと思っていたのがこの本。『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』(著者 峠恵子) さっき読み終わったのでメモを。 著者は“女性歌手”なのだけど、“いろいろ”なタイミングと、魔が差してチャレンジをしてしまう。かなり無謀な冒険に。 その冒険は日本から4人で“ヨットで太平洋を渡り、ニューギニア島を目指し、それからゴムボートでニューギニア島の大河・マンベラモを遡上、オセアニア最高峰のカルステンツ・ピラミッド北壁新ルートを世界で初めてロッククライミ

    • 【知ってるよ】と【やってみよう】の壁

      サッカーでも、バスケでも、塾でも、学校でも、所謂【指導】を行うときにぶつかる2つの壁について考えた。 ■知ってるよ と 出来るよ まず、初めにぶつかる壁が【先生(コーチ)、それ知ってるよ】という壁。こいつが最初の関門。なぜなら新しく知る知識、観点ではないから、何かを得られる感覚を持ちにくい。 例えば、、、 例 「インサイドキックは足の側面で、押し出すように蹴るものだよ」 このように「知識だけを渡すこと」で終始してしまっては、その知識が受け取る側から見て新規性が無ければ

      • 【読書日記】仕事道楽 新版――スタジオジブリの現場

        【タイトル】仕事道楽 新版――スタジオジブリの現場 【著者名】鈴木敏夫 【出版社名】岩波書店(岩波新書) 【抄録】 『”出来ないこと”を”出来る”ということは不誠実だ。』という鈴木プロデューサーの信念がエピソード随所に散りばめられている。ジブリが【作品】作りを止める理由、天才(宮崎駿、高畑勲)との付き合い方など。”鈴木敏夫”さんの経験したことの中から、記録ではなく記憶に残るエピソードはどれも一読の価値あり。プロデューサーなのだなぁ。

        • 組織にとっての”良い人材”の話

          良い人材ってどんな人材でしょうか?営業会社なら下記のような”力”を持っている人と良く挙げられるかもしれません。 ・・・・・・ ・顧客満足度と売上を両立出来る人 ・生徒からの評価が高い人 ・顧客のNPS(ネットプロモータースコア)が高い人 ・・・・・・ 色々な指標が組織ごとにあると思うのだけど、これらは定量的(※測定可能)な指標。最近僕が大事だなと思っているのは、定量的に測定が出来ない定性的な評価。 ↓例えばこんな評価↓ ・・・・・・ 「コイツに任せたら何とか

        【読書日記】冒険歌手 珍・世界最悪の旅』(著者 峠恵子)

          コミュニケーションの目的は主体性を引き出すこと、という話。

          ・コンビニの店員さんとお金のやり取りをするのもコミュニケーション。 ・大事な人と休みの日の話をするのもコミュニケーション。 ・職場で部下や同僚に仕事の指示を出すのもコミュニケーション。 ・メールで関連会社に依頼文を送るのもコミュニケーション。電話も然り。 僕らはコミュニケーションに挟まれながら暮らしている。以前、仕事で関わった建築家の方が面白いことを言っていた。 「主体性を引き出さないコミュニケーションほど不毛なものは無い。」 建築家の大きな仕事は、顧客の希望を聞き、図

          コミュニケーションの目的は主体性を引き出すこと、という話。

          【本の話】本棚をテーマで絞ってみると面白い

          本を読むのはもちろんですが、本を買うのも僕は好きです。だけどその結果、所謂”積読本”が増えるのが悩みの種。本棚に入りきらなくなると、床に直置き、そしてその上に更に本が積まれていくというスパイラル。 ときどき、本棚を整理するのですが今回は3段組の本棚をテーマに絞って分けました。 ■下の棚 色んなジャンルの本を持っているのですが、スポーツ系、教育系、歴史系、社会学系、ビジネス系で今回はそれぞれ5冊ずつ選出。 ■真ん中の棚 下の棚の中からそれぞれ今月中に読みたいなぁ(

          【本の話】本棚をテーマで絞ってみると面白い

          【読書日記】エディー・ジョーンズの監督学 日本ラグビー再建を託される理由

          【タイトル】 エディー・ジョーンズの監督学 日本ラグビー再建を託される理由 【著者名】 大友信彦 【出版社名】 東邦出版 【抄録】 エディー・ジョーンズの半生が7割、日本での仕事2割、彼の哲学1割といった内容。どこに関心があるかで評価が別れる本書。個人的には彼の”哲学”にもう一歩ふみこんでほしかった。判断力や決断力を身に付けさせることを重視しているのは、断片的に分かったが。

          【読書日記】エディー・ジョーンズの監督学 日本ラグビー再建を託される理由

          【感想】情熱大陸@スタジオジブリ「鈴木敏夫」(2014年08月03日放送)

          録画していた少し前の情熱大陸を再度見てました。その中での鈴木さんのボソッと発した言葉がとても重かった。場面としては「思い出のマーニー」の完成披露試写会を終えた日の夜。関係者何名かが集う場にて。関係者何名かから今までのジブリと比較して、ネガティブな感想が出た後の発言。 鈴木敏夫「映画でも、広告でもそうだけど、、、。チャレンジはしない。冒険はしない。確実なことだけやる。全て正攻法でやる。奇はてらわない。困った時にやるんですよ。奇をてらうって。困った時にチャレンジするんですよ。」

          【感想】情熱大陸@スタジオジブリ「鈴木敏夫」(2014年08月03日放送)

          【読書日記】データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

          【タイトル】データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 【著者名】矢野和男 【出版社名】草思社 【抄録】人間の活動は、意志、感情でコントロールが可能なのか?という問いに対して、「データ的に無理」と言い切る著者。なぜなら人間の活動は熱力学と同じように活動帯域毎(※思いっきり腕を動かして走る”活動帯域”、ゆっくり歩くときの”活動帯域”など。)に、上限が決まっているから。さらに言うと、”走る”などの”温度”が”高い”活動は、”本を読む”のような”低

          【読書日記】データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

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          トランスフォーマー博に行ってきた!!!

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          【読書日記】本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術

          【タイトル】 本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術 【著者名】 小飼 弾 (著) 【出版社名】 朝日新聞出版 【抄録】 読書をするという行為は、海に丸太を浮かべるような行為である。自分がいつか”溺れる”かもしれない時に、手を伸ばせる”丸太”が本。今の世の中で、何が原因で溺れるかは分からない。だから、どの”丸太”が有効かは本を読む前には分からない。色んなジャンルの本を楽しく読もう。

          【読書日記】本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術