鬱陶しい夏を乗り切るために独り夏フェス開催してやるよ
僕の名前の"春"は、本名がその由来です。
リアルでも春の季節が1番好きです。
春は名前ボーナスで本気出せるんだけど、夏は反動でなかなか力が出ない。あなたたちも、僕みたいな名前ボーナスの反動こそなくとも、このごろは猛暑と梅雨の連続で、しんどい毎日を送っているのではなかろうか。
今年も鬱陶しい夏を乗り切るためのプレイリストを作りました。
僕は「私のプレイリスト」というハッシュタグがあんまり好きではないので、お前の曲じゃないだろって感じなので、聴いてくださいとは言いませんけど、夏を乗り切る一助にしてください。
夏のめちゃくちゃしんどい日とか、正直飯も食いたくないので、クーラー効かせて扇風機(強)の前でバニラモナカ食べながら音楽聴くのが一番幸せになれますからね。
なんだか音楽の工程はいらない気もしますけど、やります。
アカウント名が「春」でプレイリスト名が「夏」なの、めちゃくちゃ鬱陶しいな。改名しようかな。
noteにプレイリストを共有すると、1分半ごとに連続再生できるみたいです。流しっぱなしにして読んだら4DXみたいになるぞ。
1.Un-science/SHE'S
俺の人生にそんなシーンは一度も無かったのだけれど、この曲を聴いてると書道部の高校生がこれBGMにして、中庭で書道パフォーマンスしてる姿がさも思い出のように目に浮かぶ。しかも4月か5月。
なにこれ、共感覚ってやつ?
毎年のことだけど、俺の夏のオープニングナンバーはこれです。
英語分からない奴は帰ってください。
2.来世なんて待ってらんない/DIALOGUE+
ついこの間リリースされたばかりの赤ちゃんナンバー。
夏休み直前の、午前中だけ行く補習の、帰り道の雰囲気。
ありましたよね、3日4日だけ学校行かされるアレね。進学校行ってなかった奴は帰ってください。
さっきから学に厳しい。
「掴めそうだった空の青さに眩暈」って歌詞、俺が考えたってことにならないかな。
これのリリース日の翌日が結構重めのテスト当日で、案の定聴きすぎたせいで危うく再試になりかけた。
普通に来世はやく来てほしい。
3.SUNKISSed GIRL/竹内アンナ
夏休みにめちゃくちゃ入ってる遊びの予定。その1回目。の、朝の雰囲気。あなたは太陽。
これ聴くと背筋が伸びて足が軽くなります。たぶん女の子の歌だけどね。たぶんっていうか、GIRLって書いてあるね。
男がこれ聴いてその気になっちゃいけないね。
"SUNKISSed"の意味は、"太陽にキスされた"。つまり小麦色に日焼けした肌のことだそうです。エッモ。
男の日焼けはちょっと不健康気味ですからね。ボディビルダーしかり。
4.girl's bicycle/Laura day romance
プール帰りの自転車はこの曲。2人乗りな。
あれ、今って自転車運転中のイヤホンってダメなんでしたっけ?2人乗りもダメ??
じゃあ無かったことにしてください。
まぁ、girl'sなんで。あんまし俺には関係ないんですけど。
これ共感してもらえたためしがないんだけど、女性の自転車の似合わなさね。
なんだろう、肩幅のせい?ロングスカートのせい?
すごく危なっかしく見える。
え?いやいや、男女差別じゃないですって。
男の日焼けも似合わないって言ってますからね。
俺は男だろうが女だろうが言うから憚らずに言うから。侮蔑はするけど差別はしないから。
5.プルシアンブルー/ももすももす
暑すぎて全然寝れない夜。暗闇の中、足でなにか蹴らないように慎重にリビングまで歩いて、冷蔵庫の麦茶を一気飲みした後に、これ。
ももすももすは宇宙人みたいなリリックが魅力です。深夜2時とか3時って、宇宙にいるような感覚になってきませんか?
その時飲んでる地球産の麦茶は一旦置いておくとして。
まぁ、そういう時に聴きたいナンバーです。麦茶がうめぇ。
6.また明日/藤原さくら
年明けぶりに帰省したおばあちゃん家の縁側ね。
おばあちゃん家って、時間の進みがイライラするくらい遅い。あと歩くのも喋るのも遅え。
この歌も遅え。
けど、いい夏なんですよね。
全っ然冷房効いてない畳で、ガラスの食器に入ってるそうめんすするのよ。
ああいうとき流す汗って、不思議と気持ち悪くないんですよね。
なんやねん、夏は恋の季節って。
夏はおばあちゃん家で揖保乃糸食べる季節なんだよバーーーカ!!
7.ホットチリソース/Shiggy Jr.
夏と言えば恋!
多少は踏み込みすぎたって、ぜーんぶ夏のせいにできる!!
ってサークルの先輩とクリープハイプが言ってました。違うと思う。
江の島の海岸沿いを、車で爆走してる雰囲気。
海無し県で産まれたせいで、海の引き出しが江ノ島しかない。
この歌から溢れる、夏のバチバチ感が本当に好きなんですけど、最後の最後で鼓動が止まらない理由(わけ)を夏の熱のせいにしてるので、ちょっと減点かもしれない。夏のせいにしないで。
8.猫にサイダー/サイダーガール
くっそ爽やかな夏の歌しか書けない夏バンド。
嘘みたいに寂れた田舎の電車で夏祭りの会場に向かうんだけど、その電車に乗るまでの、家から駅までの歩き道の雰囲気。
夏の18時半くらいの、青黒い空、死ぬほど嫌いですね。
太陽の照りつけがほんの少し弱まったからって「どっすか?涼しくしときました笑」みたいな感じ出してくるけど、18時半はまだ全然蒸し暑いのよ。
舐めたことしてると夏のせいにするぞ。
実際夏のせいなんだけど。
もう一生味わえない感覚だけど、地元の夏祭りで意外な男女が一緒に歩いてるの見つけた時、めちゃくちゃ興奮しませんでした?「え、お前とお前が!?!?」現象。文春の感覚だった完全に。
9.シュガーホリック/ゴホウビ
恋愛偏差値30だからまだこの情緒が理解できてない。
目覚めたときにはいなくなってたキミが確かにそこにいたって証明したいがためにテーブルに置かれた空の缶コーヒーに唇重ねたりしてるんですか?みんなは。へー。
奇遇っすね。
俺の友達もうちで飲んだら、翌朝目覚めたときにはいなくなってるし、テーブルには空の氷結しか置かれてないよ。
唇は重ねないけどね。
怒り込めてグチャグチャにしてから捨てるだけだよ。
「感情を口に出さないキミ」どころか、隣の部屋の人に聞こえるくらいめちゃくちゃ感情出すからね僕。
人が飲んだ缶チューハイ捨てる時間が一番イライラするんだから。
10.サマーワンダーランド/back number
いいっすね〜。
夏じゃなくて、ひと夏って感じがする。
モヤモヤする夏の夜は、夜風に当たるかこれ聴くかみたいなとこあるからね。
最近都心に出ると、とんでもねー数のカップルが人目もはばからずにとんでもねーことしてて、なんだかとっても夏のせいだなって思う。
世間にはサマーワンダーランドの2人みたいに、付き合って間もない時の風早と爽子みたいに、電話ひとつでヤキモキする男女だっているのにさ。
新宿駅の彼ら彼女らを見てると、そういう距離感が馬鹿らしくなってくる。
歌というものは、現実の素敵なひと時を唄うものかと思っていたけれど、そんなひと時は所詮歌の中にしかないのだと、そう悟った23歳・独身のひと夏。
このごろよく電話してる女の子は、お母さんです。「ご飯食べてる?」しか言われません。食べてません。
11.Fire◎Flower/halyosy
花火の歌は数多ありますが、一曲選ばせてもらうならこれかな、と。
当時好きすぎてFire◎Flowerの小説買ってたからね。ボカロの小説って教室で読むのめちゃくちゃ恥ずかしくて、誰も見てないのに挿絵のあるページだけくっそ早く読んでページめくるっていう思春期の小僧みたいなことしたたけどFire◎Flowerだけは恥ずかしくなかったし、むしろ見せびらかすように読んでたな。
halyosyさん今何してるんだろうと思って調べたら、まだまだ現役で曲作ってました。もう42歳らしい。
夏の花火があーだこーだ言えない年齢に突入してて涙が出る。
尊敬してますけどね。
12.youthful days/Mr.Children
夏の締めは毎年これ。
えっちな歌らしいけど、歌詞の編み方が絶妙なのと、小さい頃から聴き続けていたために、どうしてもそういう風には聴けない。
23歳になっても意味分かんないから、ただ俺に素養が無いだけかもしれない。
仕方ないね。MBTI診断によれば恋愛偏差値30らしいから。どうせ俺はミスチルの歌の解釈もできないよーだ。
俺ももう23歳だから、そろそろ"youthful days"が終わるわ。
終わるっていうか、今まで俺の夏にyouthfulなdaysは一度も来てない。始まってない。
去年の夏とか、みんな就活終わってる中で受験勉強してたからね。むしろ過去問の英語長文の中でyouthful days送ってたもん。AkiraとYukaが。
ともかく、来年の夏の締めは氷川きよしとかになりそうだ。もう若さで売れない。
以上、2023年の夏をマシにするかもしれないプレイリストでした。
最近は布団も暑くて、窓際でフローリングの冷たさを利用して背中バキバキにしながら起きてるけど、俺は元気です。
睡眠環境をクラスメートに話したら「犬の寝方じゃん笑」って言われたけど、俺は元気です。
みんなも夏歌で、今夏を乗り越えましょう。
俺の歌じゃないけど。
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