ゲームを楽しむ

久しぶりになにもないのに、ふと涙がこぼれ落ちそうになった。
仕事中、通勤中になぜか、気持ちがいっぱいいっぱいになって泣きそうに。

この手の現象はよくある。
吐き出せていない、自分の想いが整理できていない。
些細なこと、深く考えすぎたことがあるとこうなる。
こういうときは、性格に棘が出る。
人のことに文句をつけたり、自分が関与する必要のない職場のことにも何か言いたくなったりする。

そしてこういう感情のときはたいてい体重が重くなっている。
私は体重によって感情が左右されやすい。
太ってれば自分のことでいっぱいいっぱい、なにか考え込んでしまうことが多い。
だから性格に棘が生え、どうでもよくなり、攻撃になりやすい。
体にいろいろため込んでいるのだ。感情が見た目に出てくる。

仕事面では、自ら仕事をもらいに行っている。
それはいろいろ挑戦できるから楽しい。けど、つい周りをみてしまう。
自ら考えて行動する人なんてほとんどいない。
そして、尊敬できる、この人!っていう相談相手も目標もない。
それはそれで開き直ればいい。
じゃないと、自分の考えを押し付けてしまうことになる。
仕事の愚痴を言ってしまうことになる。
これは団体行動では避けないといけない。
ここで得たいこと、成し遂げたいことに重きを置こう。

プライベートは、うまくいっているようで、本当のところはわからない。
まだ知り合って5か月、付き合って2か月、なにを求められて付き合ってもらっているのかわからないときもある。
そもそもお互いの性格もなんとなくしかわからないだろう。
でもちゃんと話そうと思う。
相手は3つ下の20代後半、人生で大切なときに付き合ってもらってる。
無駄なお付き合いと思わせるわけにはいかないから。
誤解がないようにちゃんと話そう。

人生でなにがしたいのか。
仕事もプライベートも自分がやりたいこともぐちゃぐちゃ。
30代になって、時間が自分の傍らで過ぎていく感覚。
視界の隅に時間ゲージがある感覚になった。
いつか終わりが来る感覚を実感している。

なら、少しでも自分の思った通りに、このゲームを進めてみてもいいんじゃないかな。
もちろん、思い通りなんかにいかない。
期待したり、承認してもらいたかったり、その時々の感情で浮き沈みはある。
でも、これはゲームだ。
攻撃をしかけて負けることも、たまたまいいアイテムを見つけてトントン拍子にいくこともある。
でも武器は自分でしか手に入れられない。

自分自身の特徴は、なにができるのか、したいのか。
それを武器にして、進むしかない。
ゲームオーバーになる未来は見えてきた。
そして、どんなに人に愛され、尊敬される人でも、
誰しもゲームオーバーを迎える。

そんな立派な人間じゃないけど、生きていても死んでいても1ミリも影響を与えれる存在じゃないけど、だからこそ、自分に向き合ってゲームを進めよう。

うまくいかないときもあるよ。
でもこれは、ゲームだから、違う展開がどんどん出てくるから。

深く考えるなよ。
なんでも面白おかしく楽しめばいい。

人よりも繊細でなんでか吐きそうになって涙出そうになることもいい武器だよ。
大丈夫!
大丈夫!



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