【断捨離】フリーマーケット出店初体験
ご両親の介護をされている方で、実家の整理を考えておられる方に朗報です。 フリーマーケットのプロの出店者に、実家に来ていただくことで、有料で思いもしなかったものが整理できます。
私が、フリマに初めて出店し、他の出店者(フリマのプロ)と知り合うことができたので、この記事を書くことができました。
あなたが、不用品を処分したいとき、フリマはとっても強力な手段です。 チラシがよく入っている「着物 高価買取」「貴金属買取」など廃品回収業者に出す前に、フリマを試すことをオススメします。
京都市内・佛光寺のフリーマーケットに出店しました
京都市下京区の佛光寺が初めてフリマを2023年7月2日(日)に開催することを知り、応募・出店しました。 つまり、開催者も私も初体験というわけです。
フリマとは、フリーマーケットの略で、語源は英語でFlea Market(蚤の市)と綴ります。
いきなり出店した理由は、下の記事でご紹介した実家の断捨離中だったからです。 いわゆる「渡りに船」というやつです。
フリマ初体験で分かったこと
実家の整理中の私にとって、とっても大きな気づきを得ることができました。
実家など、親の代の古い家を整理したり、自分の家を断捨離したいときに、大量に出る品は、フリマのプロに売るのがオススメ
処分したい食器や、着物、石鹸、飾り物、道具類などは、よくチラシが入る、廃品回収業者は、無料の引き取り対象が限定され、それ以外は持って行ってくれません
よくある「着物高価買取」などで宣伝している業者は、実際に欲しいのは貴金属類であり、着物は家に入るための手段のことがある
フリマのプロは、フリマで仕入れる : 隣に出展されていたTさんは、もう20年以上毎月10日ほど出店されているプロの方で、とっても親切に、「佛光寺が初めてフリマするので様子を見に来た」「今日は売れそうにないので、他で売れそうな品を仕入れるつもり」など、あっと驚く発見がありました
しかも私の出店から23点も買っていただきました
フリマ出店で多くの発見がありました
結論から申し上げて、初めての出店でとってもいい経験をし、フリマとは何か? 大きな気づきを得ることができました。
すべて売り切るなんて、アリエナイ
近所の知り合いはありがたい : 初出店の私でも、近所の知り合いが多く来店・購入いただきました。 売り上げの35%に相当
値段決めは、絶妙のセンスが必要 : 多くの店が一品100円~500円の価格帯で売っていた。 古着のように不用品を処分するという価格帯であることが必要とわかった
フリマには、出店のプロがいる: 深ーい経験と、何が売れるか、価格設定、京都のフリマ事情(いつ、どのフリマで何が売れるか?)などを熟知されている
刺繍類を売りたい場合は、岡崎の平安神宮で毎月の「岡崎フリマ」がいいだろう
参考:京都市内で定期開催されているフリマ
岡崎 平安神宮で、夏季を除き毎月開催 出店料3500円
京都市上京区 上御霊人社 「さえずり市」 出店料 1500円 毎月18日
京都市北区 今宮神社 「今宮の市」毎月1日開催
フリマ出店のプロから聞いた話
フリマでは、例えば10時開店の場合、出店者が店を広げる9時頃にプロが買い付けに来る。 品を広げている店を物色し「これは売れる」と思った品を箱ごと買い取るなど、フリマを仕入れの場としている
フリマに買い付けに来るプロは、自分で売る金額の半額以下で仕入れる
フリマごとに特徴があり、この市では野菜、この市ではアクセサリー、など売れる商品が異なる
毎回出店していると、おなじみさんが楽しみで買いに来てくれる
出店には、出店料・往復の運搬費(自家用車なら駐車場代)・店番アルバイト料金、など必要経費がかかる
アメリカのフリマ = Garage Sale
アメリカではフリマが一般の人に定着していて、引っ越しの前や断捨離したい家庭の方が、地域新聞の3行広告に載せるか、Webにのせると、簡単に売れる文化が定着しています。
アメリカ合衆国、私の住んでいたTexas州 Houstonでは、家の周りが芝生で広いこともあり、自宅前でガレージセール(Garage Sale)が頻繁に行われていました。 家庭で余ったものを売ったり、引っ越し前に不用品を一掃する目的で、タウン誌などに掲載し、いつでも売り出しができます
私は30年前にTexas州 Houstonに赴任した経験があり、日本に帰国する前に、フリマで持って帰れない家電製品などを一挙に売ることができました
その時は、まだ開店準備中なのに、その道のプロが来て、めぼしいものを先に買っていったことを覚えています。 例えばテレビなど、日系人ビジネス家族が家電商品を手放すことを知っていて、それらに目をつけて、一番に買い付けに来る
自家用車は、新聞広告に載せたら、多くの人から購入希望連絡があり、簡単に売れたことを覚えています
フリマに出店した理由
コロナ禍で母が衰え、2023年1月に老人ホームに入りました。 2023年に家の整理を始めたら、母が縫ってきた大量の刺繍が見つかりました。
母の刺繍は、私たち家族や友人には相当配っていましたので、このままだと捨てるのは母に申し訳ないし、もったいないという気持ちで迷っていました。
刺繍を見つけて、フリマに出店するまで
母の寝室の整理箪笥の中や、家じゅうの壁に飾ってある額縁入りの刺繍などを全て、座敷に集めました
京都の佛光寺でフリマがあることを、町内のチラシで2023.6.28 に気づき、急に連絡したら快くOKを佛光寺から頂き、ほっとしました
しかし、フリマは(日本では)未経験なので、値段は? どんな品が売れる? 出店のためのビニールシートや値札、おつりの準備などを悩みました
フリマに出店する、母のししゅう類を選びました
普通乗用車(レンタカー)に積めるように、出店する刺繍のサイズ別に、梱包
便利だったのは、お布団用のチャック付き袋が2つあって、多くの刺繍を中にやさしく入れることができました (下の右)
フリマでの売れ行き
2023年7月2日 佛光寺開店したら、最初の1時間はだーれも来なくて、これは一品も売れないか? と心配しましたが、おかげさまで、40点ばかり売ることができました。
いい品を作ってくれた母に感謝です。
フリマでの売上結果
おかげさまで、16人の方から、約40点、総計1万円余売れました!
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。 町内の回覧板に載っていた、フリマの案内から始まった初体験、、結論は「出店してよかった」「断捨離に大きな効果がある」ことでした。
得られたことは、、、
母が50年余作ってきた刺繍を、広く、多くの方に知ってもらい、買っていただいたご家庭で飾っていただける
フリマ出店の経験ができ、フリマ出店のプロと知り合うことができた
結果、実家の整理で多くの断捨離の品が、お金を払って処分するより、フリマのプロに仕入れていただき、多少でも収入にすることができた
未知の回収業者に品物別にコンタクトし、信頼できるか不安になりながら、ことを進める必要がぐーーっと減った
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