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音楽市場は「零」か「百」か?

 2023年7月現在、YouTubeを開けばYOASOBIの『アイドル』が…本家、カバー、踊ってみた、さらにはBGMまで…様々な形で自分の耳に届く。
 間違いなく超特大の…大谷翔平級の「大ヒット」だ。

 これがちょっと前までは、YOASOBIの『祝福』か、Alexandrosの『閃光』、またはAdoの『新時代』がよく流れていた印象がある。
 あとSEKAI NO OWARIの『Habit』とかね。

 で、だ…。
 ふと思ったが、

若手ミュージシャン、
息してる?


 今、誰が売れているのさ?
 新人君、月間でどれぐらいデビューしているの?

 レコメンド機能のせいかもしれないが、「新人の最新の楽曲」が(俺の耳に)まるで聴こえてこないんだけど…。


 ネット経由の音楽が主流になってしまったせいもあり、音楽番組がテレビ(地上波)から撤退しまくっている昨今。
 今、ゴールデン帯で頑張っている音楽番組は『Mステ』と『CDTVライブ!ライブ!』ぐらいか?
 (テレ東音楽祭などの大型特番は除いて)
 あと深夜に細かいのはあるけど、流行歌を感じられる番組は無い気がする。 
 『HEY!HEY!HEY!』や『うたばん』が放送していた頃が俺の音楽番組のピークだったなぁ…。


 で! CDが主流だった頃は、100万枚は行かなくても50万枚とか売れている「スマッシュヒット」みたいな曲が多少はあった。
 今はそれがまるでないと思っている。
 つまりは「大ヒットする」「まるで歯牙にもかからない」かで、音楽が二極化しているな〜と思ったわけで。

 昔、秋元康さんはヒットの秘密を「死んだもの探し」と言っていた記憶がある。
 「オールナイトフジ」とかも、深夜の時間帯が死んでいたことで目をつけたらしい。(夜中に若者が観る番組が無かった)
 そこに『オールナイトフジ』という若者向けの深夜番組を放送したら大ヒットに繋がったわけだ。

 そんな…秋元流で考えると、音楽業界の「死んでいるもの」と言えば…バンドか??
 アイドルグループや韓流が一段落した中、音楽業界を見ると「バンド」が衰退しているので、そこに目をつけてバンドのオーディションを立ち上げたのだろうか?


 それより、俺は…

 こういう曲、好きなんだけど。
 まるで流行りもしなかったなぁ…。

 忌野清志郎さん的な…ゴリゴリの個性あふれる音楽やってますみたいな人をまるで見なくなってしまった気がする。
 そういう音楽ではますます食えなくなってしまうのかな?

 今だと、ヒットの条件が…

 『FIRST TAKE』に出ることみたいになってる?
 下手すれば『FIRST TAKE』のせいで(おかげで)、最新曲ではなく昭和や平成の曲がヒットするぐらいだもんね…。

 稲葉浩志さん(B'z)の再生回数があのちゃんとかに負けているのが昭和育ちからすれば信じられないわけで…。
 他にも「ココロオドル」が数千万回とか、PUFFYの「愛のしるし」がヒットしたりとかね。


 そんな『FIRST TAKE』のチャンネルも、おそらく…これが知名度アップに貢献する要因になったものかと。

 あとは的確にヒット歌手を呼んで育てていって…。
 チャンネルが育ったらレジェンド歌手も呼ぶようになって…。
 令和の時代に「ヒット音楽を作る」ってのは「バズらせる」を頑張ることなのだろうか?


 音楽の公開は自由にできる時代。
 ただ、作品を”作る”と”届ける”のは別作業。

 ってことで、キンコン・西野亮廣先生の『夢と金』でも読んで届け方を勉強しようか…(苦笑)。



乱文失礼!
眠いっす!

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