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深夜の完食図鑑・139食目 「むしり定食」

 「くるみ蕎麦」と「くるみおはぎ」を食べてから2時間後…。
 おじさん2人はこの店に並んでいた。

看板
出入り口と暖簾

 島忠とりちゅう食堂』…という大衆食堂だ。
 社長さんがネットで見つけて「行ってみたい!」とのことでやってきた。

 ちょうどお昼時だったこともあり、7〜8組の待ちがあった。
 まぁ、先程お蕎麦を食べたばかりなので、丁度いいアイドリングタイム(笑)。

 確か…20〜30分ぐらい待ったかな?
 その間、外は強風が吹いていて意外と寒かった。
 俺は「Hey Siri! 佐久市の気温は?」と事前にリサーチしてダウンジャケットを着ていたから良かったが、社長さんがノーマルな春服で大変そうだった…。

 ようやく順番が回ってきて着席することができた。
 店内は思ったより広い。
 地元の家族連れやカップルが多かったが、1人で食べに来る猛者もさもチラホラ。
 カウンターとかがないため、仕方ないとは言え4人がけのテーブルに1人で座らされるのは居心地が悪いだろうな…(苦笑)。

 「むしり発祥の店」を謳っているので、せっかくだから「むしり定食」をいってみよう!

メニュー

 少し焼くのに時間がかかるみたいだが、別に苦にはならぬ。
 10〜15分ぐらいして料理が運ばれてきた。

ご飯と汁物
むしり

 おおー、迫力ある!
 手と比べてみると…

大きさを比較

 こんな感じ。
 食べごたえがありそうだ。

 で、ふと見つけたのが…

キュウリの飾り切り

 野菜の飾り切り。
 何のプライド!?(笑)
 そんな”見栄えのための努力”なんてしなくていいから、1秒でも早く料理を提供して座席の回転率をあげてもらいたい…。

 いざ、お肉を食べると…!

これ、美味いぞ!!


 皮はパリパリ、肉はジューシー!
 かなりいい感じだ!

 鳥の食べにくさは多少あるが、それは仕方ない。
 これが外食ではなく家(自宅)での食事なら、骨を舐め回して肉を残さずこそぎ落としたいぐらい美味しかった。

フードロス削減

 もちろん完食である!
 直前に食べたくるみ蕎麦とおはぎが気にならないぐらい、スルスルと胃に入っていった。
 ごちそうさまでした!


 ちなみに…。

固チャーシューメン

 社長さんが頼んでいた「固チャーシュメン」
 昼間は5食限定のメニューなのだが、13時過ぎても頼めたもよう。
 一応、自分もスープを味見させてもらったのだが……

OUTマズいじゃねーか!

 超ビックリした。
 おい、これで850円も取るのか!?

 食えなくはないけど、なんだろ…?
 ダシが足りてないのか??
 単純に醤油にお湯を足したような感じ??
 胡椒を入れてもダメだったようで。
 とにかく、スープが薄いったらありゃしない。
 あれだけ混雑していたのに、たった5食の限定メニューが余っていたというのは「そういうこと」なんだろうね。
 地元の人は分かっているから頼まないっていう。

 しかし、「むしり定食」は美味しかった!!
 なので、初めてここを訪れた人は絶対に「むしり」にしておくべき!!
 ラーメン類はあかん予感!

プライド書き




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