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傷つきながら紡がれた最奥の言葉は、クソ世界を生き抜く力になる

エッセイ的な文章です。 メルマガシーズン4では無料の「絶望日記」と、 有料の「考えすぎのあなたに贈る5,000文字」というふうに、 分けて書いてきましたが、 シーズン5からは、月… もっと読む
月に3~10本ぐらい、3000~10000字の記事が読めます。魂の奥底の言葉を紡いでいき、単品購入… もっと詳しく
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記事一覧

愛と勇気だけが友だちさ

そうだ おそれないで みんなのために 愛と勇気だけが ともだちさ    ―――アンパンマ…

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陣内俊
1日前
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意味のないところに意味は宿る

その日は風がぬるくて、ただ走ってるだけで気持ち良かった。 枯葉がたくさん舞ったその時、…

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陣内俊
6日前
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さようなら、すべてのお笑い

日常的な形でそれが現れるのは「笑い」です。 ベルクソンが言うように、笑いというのは、 人…

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陣内俊
10日前
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人生は短いから僕はスマホを持たない

スマホを持たないメリット15箇条: 1.どうせ自分以外の全員はスマホを持っているので頼る…

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陣内俊
13日前
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何も起きない日々を抱きしめる

面白きこともなき世をおもしろく      ―――高杉晋作の辞世の句 ▼▼▼僕の人生には…

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陣内俊
3週間前
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他者の他者性を言祝ぐ

・エンパシー(empathy)…他者の感情や経験などを理解する能力 ・シンパシー(sympathy)……

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陣内俊
3週間前
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52歳まであと6年

親を早くに亡くした人は、とても不合理なことですが、 その親と同じぐらいの年齢で 自分も死ぬのではないかという不安を持つようです。 僕の場合も同様で、 父が亡くなった36歳ぐらいまでしか、 自分は生きられないのではないかという思いを、 どこかで抱いていました。 同じような境遇の人に話を聞くと、 自分もそうだったという人が結構います。       ――――『死刑について』平野啓一郎 8頁 ▼▼▼父の死▼▼▼ 僕の父(陣内学)は、 52歳で癌で他界した。 僕と家族はちょっ

有料
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世界に名前をつけること

つまり、現実世界でもサイバースペースでも、 人間の摩擦とそれを修復しようとする努力の中…

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陣内俊
1か月前
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子育てとコスパと二周目の人生と

よく、子どもを授かると、 「こんなに大変な思いをして自分を育ててくれたのか」 と親の苦労…

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陣内俊
1か月前
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越境者

同じ土地に人が住み着くことで生まれる、 どうしようもない閉塞感と、まったりした居心地の…

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陣内俊
1か月前
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世界は複数ある

よく知られているように、エンデの『物語』のメッセージはこうです ――わたしたちは、子ど…

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陣内俊
1か月前
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便利と不便、快と不快

以上、三つの事項が総合的に意味すること、 それは居住地の選択が、 家計や仕事の選択肢、友…

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陣内俊
2か月前
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目標を創る時代

何かをしているのに意味がないのではなくて、 意味がないからこそ、”せっかく”だから楽し…

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陣内俊
2か月前
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人生の貸借対照表

だれでも病人でありうる、 たまたま何かの恵みによっていまは病気ではないのだ     ――――中井久夫 精神科医 ▼▼▼「内観」の経験▼▼▼ 10年ほど前、僕は「内観」というのをやった。 創始者の吉本伊信という人が、 浄土真宗の「身調べ」っていうのを 内観法に発展させたのだという。 これが関西の少年院や刑務所で実践されると再犯率が減った、 みたいなこともあったらしく、昭和の時代に広まった。 今も内観は全国に何カ所かある内観道場で実践されている。 僕は2013年に燃え尽

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