クイーンと言えば「炎」??

前回からすごくごぶさたです。前回1994年のロジャー・テイラーのソロ来日と奈良東大寺での歴史的イベント(と、あえて呼ぶだけのすごいものがありました、アーティストの並びだけ見てもそうですがその融合ぶりも)「あをによし」での来日をあたかも一緒の時に起きたかのように書きましたが、これはとんでもない間違いでした。すみません。「GME あをによし」は1994年の5月、ソロ・ツアーは同年9月でした。

ニュー・アルバム『Happiness ?』、YOSHIKIとのコラボ曲「Foreign Sand」があったタイミング、1991年11月にフレディが亡くなり1992年にはあのLive Aidとも同じ(最近知った方も映画『ボヘミアンラプソディー』のクライマックスでご存じの)ウェンブリー・スタジオアムでのフレディ・トリビュート・コンサートも行なわれ、翌年にはブライアンもソロで来日(リズム隊が故・コージー・パウエルとニール・マーレイというある種最強な!)、無情にも時代は流れていく中での、“永遠のロックンローラー” (と、僕は呼ぶw)ロジャー・テイラーの来日、だったわけです。

タイトル曲ですが、しみじみと良い曲ですねえ・・・あらためて聴くと。現役で担当だった時代、忙しすぎて担当していたアルバムももちろん聞くのだがすべてがちゃんと自分の中に取り込めていたとは言えず、こうして後から新しい気付きがあったりもする、でもそれを伝えることもまた使命かな、とも。

さて、唐突に時代は遡りますが、そこから10年前、クイーンと並行してソロ活動もしていたロジャーは『Strange Frontier』というタイトなロック・アルバムをリリースしています。今wikiでこのアルバムを調べると「当時の邦題『ロックンロール・フロンティア』」と出てきます。当時自分で邦題をつけたものが後世何らかの事情で無視されるのもなかなか切ないものです(笑)。しかも、このシングル曲 "Man on Fire" にも必殺の邦題をつけていまして、なんと「炎のロック・スピリット」(爆笑)!ともかくロック、ロックンロール、炎あたりをつけときゃなんとかなるだろう感が半端ないですねえ、お恥ずかしい。しかしこの曲、タイアップがついておりまして・・・1984年のイギリス映画、当時日本はヘラルドさんが配給していました「ザ・ライダー」のテーマ曲!ということでシングルカットもしたものの、ジャケットに全くロジャーが写ってもいない(ファンの皆さんすみません)。という証拠の映像があったので、オフィシャルではありませんが参考映像でこちらぜひ!

ということで、なかなかクイーン、ロジャー・テイラーから離れられないnotesになっていますが、さて、次回はどうなるんでしょうか(笑)?

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