Wham!の友達、デビュー!

ということで、前回ちらっと触れましたが、EMIからはデュラン・デュランやカジャ・グー・グー、トーマス・ドルビーやネイキッド・アイズがアメリカのチャートにも殴り込みをかけて「ブリティッシュインヴェイジョン」と呼ばれていたころ・・・

こんなシングル盤が発売されました。当時の定価よりぐんとお求めやすい(笑)400円で今日は手に入ります。このデヴィッド・オースティンくんこそが、当時ヒットを飛ばし続けていた「Wham !」の友だち、という売り文句でEMI UKからデビューしたアーティストだったのです。その担当が私。デュランはレゲエなM先輩が、カジャ・グー・グーはシャンソン歌わせたら右に出る者はいないK先輩が担当、で、森君!きみにはその2組に続いてこのアーティストを担当してもらうからがんばれ!ということでこれがデビュー・シングル。「君にフラッシュ♡(←見えない方、すみませんこれ、ハートマークです、ナカグロの代わりに)ハート」という原題のTurn To Gold の名残も何もない力業の邦題。しかもシングル盤のくせに初回のみデヴィッド君カレンダー付(いつも一緒だよ(笑))。力は入れました。東京音楽祭でも賞取りました。そしてファースト・シングルと同じタイトルのミニ・アルバム出してセカンドシングルも切って・・・

この方も的確に(笑)ご紹介されている通り、2弾目はLove While You Can をむりやり「恋してステップ」と、できるだけWham !方向に寄せました的な邦題をつけていますね、私。この方の指摘で分かりましたがミニアルバムに入れていた時は違う邦題だった、というのもふんぎりが悪くて情けない…

ということで、ワム!の友だち、ということだけを頼みに、頑張ってはみたDavid Austinくん、ここまでで投了。アイドル的なアーティストはこれ以降担当した記憶はなく(忘れているだけかなあ・・・)、このジャンルは自分の仕事じゃあなかったんだな、と。

次回は(おそらく)もう少しデヴィッド君の来日ネタを思い出して、そのつながりでトーマス“彼女はサイエンス”ドルビーのプロモ来日へと行ってみようと思います、が、その前に前回からご紹介しているこちらのポッドキャスト、2弾目公開されてますので、ぜひ!


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