しゅう

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最近の記事

月はついて来る

そこに何かが存在してるみたいに、じっと一点を見つめるのが昔好きだった。 でもそこには何もないことに気づいてた。 だから霊感がある人がずっと羨ましかった。 最初はかまって欲しくて始めたことだと思う。 何もない所を見つめていたらきっと「どうしたの?」って心配してくれるから。 でも少なくともそうすることで自分で自分が特別だと錯覚することができると知ったし、これは意味のあることできっと特別な何かがそこにあるのだと、まだ想像力の乏しかった当時の自分はそう思い込むことができた。 昔か

    • HEY!WANDER

      今日はザ・クロマニヨンズのライブに人生で初めて行ってきました! in CLUB CITTA’ 川崎  何から書けばいいのかな。 俺はヒロトが大好きです。 俺はザ・クロマニヨンズが大好きです。 この世界で1番会いたかったヒロトがステージに出てきてヒロトの顔が見えた瞬間俺はただうれしくて、うれしくて泣きそうになりました。ヒロトが歌い出す、動き出すと、また泣きそうになりました。泣きそうになりながら笑顔でずっとずっとうれしくて、うれしくてたまらなかったです。ずっと会いたかったから。

      • 旅の記録 フィリピン

        2月10日〜18日までフィリピンに遊びに行ったことを少し書こうと思います。 この旅で新卒一年目にして有給使い切ってしまいました、笑 去年の4月に新卒で入った会社を7月に休職して3週間東南アジアを旅したんだけど、その時以来の海外1人旅で、やっぱり2回目でも全然不安だし、でもそれ以上のどんな出会いが待っているんだろうというわくわく感でいっぱいの中日本を飛び出しました。 渡航先で候補だったのは、台湾か香港(上海)かフィリピンで今回フィリピンにした理由は、とにかく綺麗な海でのん

        • Will

          今日はレイトショーでWillっていう映画を見た。 今日仕事があって疲れてたから観に行くか迷ったけど金曜で公開が終わるから今日行くしかないと思って観に行ってきた。 すごくよかった。 出会いって素晴らしいなと思ったと同時に、そんな煌びやかで簡単な言葉で言い表せる側面ばっかりじゃないってことを同時に痛いほど感じさせられる映画だった。色んなことを経験して考えてそれでも自分の心に正直に生きることを選択し続ける今の東出は自然の中で強く生きていたし、実際に1年前と比べて強くなったと自分で

        月はついて来る

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        • 詩と散文
          8本

        記事

          異物感が否めない

          公園のベンチのレジ袋とお茶 自然の中にただ 意思とは無関係に作為的に置かれた人工物 どうしても異物感が否めない でも不思議なんだ だって 俺はなぜか親近感を覚える そんな人工物になぜだろう 惹かれる その異物感に

          異物感が否めない

          真実を一目でいいから見させて

          不感症 あの頃のぼくを探しています 金属バット 心臓めがけてフルスイング 死ぬかもしれない 死んだとてそのとき感じる痛みは本物 「あのー、お忙しいところすみません。 水やり終わってからでいいので、少しだけ手を貸してくれませんか?」 いのち試し 小さな爆弾を作ろう 作ってるときにそれを見つけられるかも 美味しそうな爆弾を作ろう 食べる前にそれを見つけられるかも もしそれを見つけられなかったら 食べてみよう 最後の晩餐盛大に もしそれを見つけたら 食べないでおこう 最後の魔

          真実を一目でいいから見させて

          「陽は絶えず豪華に捨てている  夜になっても私達は拾うのに忙しい 人はすべていやしい生まれなので 樹のように豊かに休むことがない」  谷川俊太郎

          「陽は絶えず豪華に捨てている  夜になっても私達は拾うのに忙しい 人はすべていやしい生まれなので 樹のように豊かに休むことがない」  谷川俊太郎

          なぜか意識してしまう人

          性別とか関係なく直感で、なんかわかんないけど意識してしまう人と、はじめから普通に緊張感なく接することができる人っていませんか? あれって何を感じ取ってるんですかね。ほんとに不思議です。 自分だけなのかな?? いやこれは本当で、その人が積極的に話しかけてくる人であるか、人見知りで警戒心が強い人かっていうのも関係ないんです。美人とかイケメンだからでもありません。例えばみんなが話しかけるのも緊張するって言うくらい美人やイケメンな人とは意外と普通に話せるのに、特別美人でもイケメン

          なぜか意識してしまう人

          美術館に行ってきた

          お久しぶりです! 今日はマッチングアプリで知り合った女の子と美術館に行ってきたよ。 あーーーーマジで可愛いすぎた。 今日会った子はいつも友達とかお母さんと美術館とか博物館に行くらしいんだけど、俺は友達に芸術とかに興味あるやついないから(もしかしたらいるかもしれんけど、いなさそうだから誘ったことない)いつも1人で行くんだよねーって話してたら私と行きましょう!と言ってくれて行くことになった。俺は美術館見て回るとき自分のペースで見て回れるから1人でも全然楽しいしむしろ1人の方

          美術館に行ってきた

          クリスマスケーキ

          みなさんこんばんわ。今日はクリスマスですね。俺はいつも通り一人だし、街に流れるクリスマスソングに腹を立てるでもなく、ワクワクするでもなく、聴いても特に何も感じないよーもう耳が慣れてしまってさ。 でも昨日のお昼は「ああイヴかあ」「みんな美味しいご飯食べるんだろうなあ、、」って思って俺も流石にいつものように家でパスタ茹でたり、カップ麺買ってきたりするのはなんか違うよなって思ったから外に美味しいもの食べに行くことにしたよ。駅の地下にあるレストラン通りで和食を食べたよ。 で、歩い

          クリスマスケーキ

          砂の匂い

          この前友達と湘南の海に行った時、砂浜がキラキラしてたから触ってみた。 写真ではあんまり伝わらないけどキラキラ光っててキレイだった。 これはなんででしょう? 調べたらわかりそうだけど調べない。 知らないままにしておきたいからね。 砂浜と海を眺めてたら砂浜ってどんな匂いがするんだろってふと気になったから砂の匂いを嗅いでみた。ちょうど自販機の下に小銭が落ちてないか探す人の体勢で。 無臭。 海の匂いとか染み込んでるかなと思ったけどまさかの無臭。 なんとも言えない気持ちで立ち

          砂の匂い

          ゴーストワールドを観た

          タイトルにある通り、ゴーストワールドを観に行ったよ 中盤でイーニドがシーモアに「今の私の1番の夢は誰にも告げずこの場所からいなくなることなの」って話していたけど、ほんとにそうなった。 イーニドがシーモアにそう話していたとき、それは強がりなんかじゃなくて本心だったと思う。それがイーニドが想像していたよりずっとずっと悲しいことだったっていうだけで。 レベッカとイーニドが2人で登場する最後のシーンで、レベッカがベンチから立ち上がって歩き出そうとするイーニドの手を最後の最後のギ

          ゴーストワールドを観た

          純粋なまま達観している小学生

          今日の朝の通勤電車で立っているとこんな会話が聞こえてきた。 Aちゃん: 「がいこくはじしんがないの?」 Bちゃん: 「じしんはあると思うけど、がいこくのじしんは日本みたいに大きくないから。」 Aちゃん: 「ふーん」「なら私もがいこくに住みたーい」 そんな感じで隣の黄色い帽子を被った低学年の女の子が2人で笑い合っていた。 小学生の口から発せられる「がいこく」という言葉はどこか甘美な響きを伴ってて、素晴らしい楽園のような場所を想起させた。例えば馬車に乗ろうとしているお姫

          純粋なまま達観している小学生

          パンツ

          小学校から高校を卒業するまでずっとボクサーパンツを履いてたけど、今はトランクスしか履きたくない。本音を言えばボクサーパンツを履くくらいならパンツを履かない方がよっぽどマシだ。(何言ってんだこいつ) 浪人してた時に父さんの家に泊まった日俺は替えのパンツを持っていき忘れたから仕方なく父さんのパンツを借りた。父さんのパンツはトランクス。それを履いた瞬間、なんだこれは。解放感。履いているのに履いてない。とにかく最高だ。それからはもうトランクス一筋だ。 大学1年の時に約1ヶ月友達と2人

          社会貢献ってなんか偉そうな響きやな

          久しぶりの投稿だぜい 今日は会社に献血バスが来てたから人生初の献血をしてきた。 いきなりなんですけど、! 今俺のこの投稿を読んでくれてる人、元気?? てか元気?ってなんなん! 生きてる?か、死んでる?くらいしかそれ系統の質問シンプルに答えれんやろ! って思ってしまう俺はだるすぎる奴です。 俺はたまーーーに数少ない友達(リアルに4、5人)に元気?みたいな感じでLINE送るんだけど、別に元気か聞きたいわけじゃないんだよね、ただ何となく連絡がしたくなったときに元気?って送って

          社会貢献ってなんか偉そうな響きやな

          二万五千年後の誰かさんに送るメッセージ

          こんばんは。 最近はミニシアターに映画をよく観に行っています。 昨日レイトショーで観たPlasticという映画が素晴らしかったです。 その不思議な世界観に魅了されて、ヘンテコだけどロマンチックなことばかり考えてたからなのか、つまらないものを色々と書いていました。 (ヘンテコとロマンチックは紙一重で相性もいい気がする) 自分テレパシー ふと立ち止まる ひとり夜中の帰り道 僕はおそるおそる カーブミラーを覗き込んだ その瞬間 目線がピタリと合わさって その瞬間 僕たちは時空を

          二万五千年後の誰かさんに送るメッセージ