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河南 瑠莉:スローライフが、むしろ資本主義を「加速」させるという皮肉な現実

8月になってから親子ヨガで参加してくださる方がいらっしゃるので、スタジオにいながらも「あぁ夏休みだなぁ」としみじみ思うことも。

皆さんは、子どもの頃に宿題を最初に終わらす派でしたか?それとも計画的に実行派でしたか?

僕はギリギリ派でした。それも、ギリギリ終わらない派です…。

ちなみに、反抗期が早く終わってしまった僕の昔話はこちら(note:「小学2年生の頃が人生でロックだった話」)です。


今回のテーマが別に夏休みと関係しているわけではないのですが(いや、関係しているのかな…)、視点が面白い記事を読みまして。

「スローライフが皮肉ながらも資本主義を”加速”させるんじゃない」というものです。

もちろん、反近代的な「そもそもスローライフがめっちゃ好き主義」と、資本主義だからこそ「忙しい現代だからこそ、スローなタイミングって必要だよね主義」に分けて書かれています。

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定期的なヨガやピラティス、「マインドフルネス」の実践、あるいはファームステイして過ごす優雅な週末……「加速的」減速主義者たちは、程よく心身の疲労を緩和することが、より効率的で生産的に、つまりよりスマートに加速社会へと参加するための条件であることを充分に自覚している。グーグルをはじめドットコム企業の「クール」なオフィスにはパワーナップのための仮眠室が設置されているのもそのためだ。【引用:ページ5より】

記事全文はこちら
(現代ビジネス「スローライフが、むしろ資本主義を「加速」させるという皮肉な現実」, 河南 瑠莉, 2019/08/16)2019年8月22日

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まぁ、上記のような感じで小難しそうに書かれているんですけど、「加速し続ける資本主義」も、「スローになってみる思考」も、どちらかを否定するのではなく、どちらも肯定することがこれからの社会のバランスになっていくんじゃないかな、ということだと思います。


この記事を読みながら「どこで働くか」よりも「どう働くか」を小さな脳みそなりに一生懸命に考えていた大学生時代を思い出しました。

その時に大学の教授から「ネクスト・ソサエティ」という、かの有名なP.F. ドラッカー氏の本(Managing In The Next Society, Peter F. Drucker, 訳:上田惇生, ダイヤモンド社, 2002年5月23日)を熟読しておりました。

「人類の歴史において女性の役割と男性の役割は平等だった」って、昔は事務をしてくれる奥さんがいないと医者も開業できなかったらしいんですよ。

「役割は平等だった」けど「仕事内容は違っていた」という見方で、聖書でも水汲みは女性の仕事で、糸を紡ぐのも女性。日本昔ばなしも女性は川へ洗濯に行って、男性は山へ芝刈りか竹取ですね。

そして今日では、フェミニズム関係なく、男女どちらでも行える為に仕事が中性であると判断されます。


ニューエコノミーはもう到来していますね。「肉体労働」から「知識労働」へ。

時代は次の段階「ネクスト・ソサエティ」へ。

これからの知識社会においては、過半の人間は金銭的な安定よりも、自らの社会的な位置付けと豊かさを実感するようになると、言われています。


アメリカの近代思想家 ケン・ウィルバー氏が提唱する「ティール経営/組織」に関してもそうですが、個であれ組織であれ、我々が発展するためには「セルフ・マネジメント」がとても重要になってきます。

IT革命により組織の歯車になる働き方は終わりを迎え、組織の中での個の確立(と、アウトソーシングでの個人とのパートナーシップも然り)では、意識をいかに改革できるか。個人の能力を最大限発揮できることだけではなく、不安や弱さに寄り添えることも必要な要素になってきます。


では、個人の意識を改革するには?と、僕たち人間を構成する9つの要素(身体、心、霊、仕事、性、影、倫理、感情、人間関係)をトレーニングすべきだと提唱しています。そして、この9つの各要素に適しているトレーニングとして当てはまるのが、ヨガのシステマティックな実践心理学のシステムなんです。


そうです、つまり、皆さん、ヨガしましょう。

(これが言いたかったんです)


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平岡充乃介

広島生まれ。南インドの大学院でヨーガ療法学修士課程を修めました。サイエンティストな雰囲気を醸し出したいヨギーです。ヨガとかインドっぽいことを書いてます。続きはwebで www.studio-sahana.com/home

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